婚約指輪の宝石は、なぜダイヤモンドなのか。

ダイヤモンドの輝く婚約指輪

婚約指輪といえばダイヤモンドリングというほど、婚約指輪の宝石はダイヤモンドが基本で圧倒的に人気です。なぜ婚約指輪はダイヤモンドの指輪なのかを解説します。

ダイヤモンドの婚約指輪は、全体の90%以上

出典:「ゼクシィ 結婚トレンド調査2020調べ」


上記調査結果からも分かる通り、婚約指輪をダイヤモンドの指輪として選んだ方は、全体の90%以上の上り、ほとんどの方がダイヤモンドの婚約指輪を選んでいます。圧倒的な人気ですね。

その他にもパール、ルビー、サファイア等別の宝石の婚約指輪を選ばれた方も極少数いらっしゃいますが、ほぼ全ての方がダイヤモンドの婚約指輪を選んでいるといっても過言ではありません。

それくらい日本国内において婚約指輪=ダイヤモンドの婚約指輪なのです。海外でも大抵の場合、ダイヤモンドの婚約指輪です。実際日本国内で運営している海外の高級ブランドなどの婚約指輪もほぼ全てダイヤモンドの指輪で展開販売しています。

婚約指輪でダイヤモンドが人気で選ばれている理由

ダイヤモンドの輝く婚約指輪

ではなぜ婚約指輪がダイヤモンドの指輪で選ばれているのでしょうか。大きな理由たちをまとめました。

婚約指輪でダイヤモンドが人気な理由一覧
  1. 価値が安定していて明確だから
    1. 価値基準が唯一世界共通で統一されている
  2. 白くて無垢な輝きが結婚のイメージと親和性が高いから
  3. 白いダイヤモンドの輝きに好き嫌いが生じ辛いから
  4. ダイヤモンドが色々なファッションに合わせやすい宝石だから
  5. そもそもダイヤモンドの婚約指輪をメインに販売しているブランドがほとんどだから

これらが主要な理由たちといえるでしょう。
まずダイヤモンドは宝石の中で唯一その価値基準が明確に定められており、その基準は世界で統一されているため、ダイヤモンドの価値が明確化しやすいことと、それが安定しているのは生涯持つ宝飾品としての婚約指輪において優れたポイントといえるでしょう。

ダイヤモンドのルースを鑑定している風景
ダイヤモンドのルースを鑑定している風景

またダイヤモンドは白く透明で無垢な美しい輝き。この無垢な輝きが純真性を意味する結婚というイメージカラーとマッチしています。またダイヤモンドの白く美しい中性的な輝きは、趣味趣向に左右されずらいのもポイント。これが色石(色のある宝石、ルビーなど)だと好き嫌いが分かれていきます。(好きな人にとってはたまりませんが)そしてダイヤモンドは色々なファッションに合わせやすく活用しやすい宝石でもあります。理由は同じで色石だと相性が生まれます。

そしてそもそも国内のほとんどのジュエリーブランドや宝石店が、婚約指輪をダイヤモンドリングとして開発して販売しているため、婚約指輪流通のほとんどがダイヤモンドリングであり、選択肢がそもそもダイヤモンドの婚約指輪しか考えられないという前提的な理由もあります。ただその一方でダイヤモンドの婚約指輪以上人気でその立場を覆す宝石の婚約指輪がないというのもありますね。

ダイヤモンド以外の婚約指輪も素敵

色石の婚約指輪

ほとんどの方がダイヤモンドの婚約指輪を検討し、購入されていることは明らかでした。またほとんどのジュエリーブランドや宝石店、さらには婚約指輪や結婚指輪の専門店もまた、ダイヤモンドの婚約指輪をメインに扱っている店がほとんどであることも。

しかしかといってダイヤモンド以外の婚約指輪よりもダイヤモンドの婚約指輪が優れているということではないことを最後に補足しておきます。

要は好みのお話。婚約指輪は婚約記念品ですから、デザインよりもずっと飽きがこないようにとかずっと保管しておくための価値が安定しているとか、そういった概念がどうしても備わってきます。そうなるとダイヤモンドの婚約指輪は一番無難なんですよね。

ルビーの指輪やネックレスをまとう女性



しかし普段からルビーなどの色のはいった宝石が好きだったり、そもそもルビーやサファイアなどの指輪を見た時に一目惚れしてしまったりしたら、それを選ぶべきだと思います。

色石の婚約指輪は、徐々に最近人気を集めているように僕自身の肌感覚ですが、強く感じます。そして今後そういったパーソナルな独自性が強くなっていく時代において、その方向性はより目立つようになってくるのではないかとも考えています。

基本や原則としてダイヤモンドの婚約指輪を検討する。ただそこに遊び心や自分らしさをさらに追求していきたいのであれば、ダイヤモンド以外の婚約指輪も合わせて検討していけば良いでしょう。

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KURO
1983年神戸生まれ東京育ち。クリエイティブディレクター、実業家、キャンパー。「生活必需より人生必需」をモットーに、一度きりの人生をより豊かに華やかに吟味するライフスタイルを追求。完全made in Japanなジュエリーブランドを創業し、総監督して2021年で10周年。提供するもの、関わる人たちを引き立てる優れた背景になりたいという想いから、「KURO(全てを引き立てる黒い背景)」を名乗り、華やかな人生、ライフスタイルは何かを追求し続けています。様々なD2C系事業やブランドのプランニングや立ち上げのサポート、コンサルティングも精力的にサポートしています。お問い合わせはインスタグラムDMよりお願いします。
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