ファッションジュエリーの貴金属素材には色々なものが採用されており、多種多様なジュエリーが存在します。しかしファッションジュエリーにおいて最もおすすめなのは、シルバー素材です。なぜシルバー素材がファッションジュエリーに最適でおすすめなのか、そしてコスパ(費用対効果)にも非常に優れているのかについてご紹介します。
目次・CONTENTS
普段使いのファッションジュエリーに費用対効果が高いシルバー素材
シルバーは貴金属の中で最も費用対効果(コスパ)の高い貴金属。
他にはゴールドやプラチナがありますが、これら2つはシルバーとは比較にならないほど高額になってしまうからです。
ファッションジュエリーは普段使い用のダイヤモンドジュエリーなどが主流であり、日頃のファッションスタイルに合わせてコーディネートするジュエリー。つまりファッションの流行やスタイルトレンドに大きく左右され、コーディネートをいかに最適なものにしていけるかが重要となります。となると買い替えたり、新しいジュエリーを購入する機会が多いということになるため、費用対効果が大切になります。
プチプラのアクセサリーなども上手く活用するのも大切ですが、やはり大人の女性ならプチプラなアクセサリーばかりでは精神衛生上も、見た目もよくありませんので、しっかりとしたジュエリーを賢く素材から選ぶことがキーポイントとなっていきます。
もし普段のファッションに合わせてジュエリーを全てゴールドなどで選んでしまったら、とんでもない金額になってしまいます。例えばシルバー素材なら3万円くらいのダイヤモンドネックレスやリングも、それをK18ゴールドなどで購入したら価格は15万円以上になってしまうことも少なくありません。(地金をどれくらい消費するデザインかにもよりますが、倍以上は確定と考えて良いでしょう)
そうなるとファッショントレンドやスタイルは変わったのに、それに合わせてジュエリーのスタイルも合わせていくことが予算上厳しくなってしまい、結果ずっと同じジュエリーをつけていたら本末転倒に。
シルバーなら貴金属の美しさはもちろん、予算に優しくジュエリーを購入できるため、普段のファッションに合わせていったり、季節によって変えたりといったファッションアクセサリーとしてのジュエリーには最も優れた貴金属素材といえるでしょう。とにかく費用対効果が抜群です。
例えば欧米のラグジュアリーブランドでもシルバーはファッション向けのコレクションなどでよく採用されていますね。ティファニーなどでも非常に一般的な貴金属素材です。ゴールドで作ったらとんでもない金額になって意味がなくなってしまいますからね。
※リングなど贅沢なデザインでも高額にならない
またシルバー素材はグラム単価が貴金属の中では安価になるため、リングやバングルなど貴金属を著しく消費するようなデザインになってしまっても、価格が高くなりづらい傾向があります。
これがゴールドだと、ネックレスなら10万円、リングだと20万円といった価格差が開いてしまいます。当然ですがその理由はネックレスよりもリングの方が貴金属の素材をより消費するからです。
シルバーの素材なら、安心して様々な種類のファッションジュエリーを選びやすくなりますね。
高純度で品質最高のシルバー92.5%(SV925)を必ず選ぼう
ジュエリーにおいてシルバーは最も活用されている貴金属の一つですが、ただシルバーを選べば良いというわけではありません。これは他の貴金属、ゴールドやプラチナにおいても同じことが言えます。
貴金属というのはそのままだと(純度100%)とても柔らかいのです。純銀や純金などがそうです。柔らかすぎるとちょっとしたことですぐに変形したり破損してしまうため、そのままだとアクセサリーやジュエリーには使えません。そこでジュエリーに使用する貴金属は合金処理が施された素材が採用されます。パラジウムなど硬い金属と合金化することで、強度をあげようというものです。
それ自体は素晴らしい(というよりそれ以外選択肢もない)のですが、大切なのは元の貴金属の純度、配合されている割合です。
貴金属の純度が低くなるほど金属は硬くなりますが、その分不安定な素材となります。金属アレルギーを引き起こしやすくなったり、変色や腐食がおこってしまったりする可能性がどんどん高まり、貴金属としてのメリットがなくなってしまいます。
シルバー素材の場合は、92.5%の高純度のものを必ず選んでください。よくスターリングシルバーやSV925と呼ばれるものです。最もバランスがよいシルバー素材です。ジュエリーにも必ず刻印がされているので、必ず確認してから購入をしてください。
ファッションスタイルやトレンド、好みに合わせて、シルバーはカラーも選べる
シルバーの魅力は、貴金属でありながら費用対効果に優れているだけではありません。様々なカラー表現ができることも大きな魅力。当然ですがファッションジュエリーで大切なのは表現力。夏っぽいカラーだったり特に色味などはとても重要なデザインの要素となります。
例えばプラチナだと、シルバーカラーしか表現はできません。そのためファッションジュエリーにはほとんど使用されません。(そもそも素材が高すぎることも理由の一つ)
シルバーはその物自体は銀ですから名の通りシルバーカラーだけです。しかしシルバーは表面にゴールドをコーティングすることができるため、ゴールドと全く同じカラー表現ができます。
ゴールド素材(K18など)には、イエロー・ホワイト・ピンクゴールド(ローズゴールド)素材の三種類のカラーがありますが、シルバーでも同じ表現が可能です。
いわゆるシルバーの表面にメッキ仕上げを施す技術(プレーティングとも言う)なのですが、表面に18金などのゴールド素材でコーティングします。現代の技術は素晴らしく、昔と違って容易に剥げたりもしないため、非常に素晴らしい技術として再度ファッションジュエリー業界で脚光を浴びており、トレンドなブランドではこのシルバー+K18ゴールドプレーティング素材がよく使用されています。
例えばEIKAのファッションジュエリーラインの一部シリーズでもこのシルバーとゴールドプレーティング素材が主役で使用されており、注目を集めました。
表面はカラーゴールドそのものなのでゴールド素材と色味は全く一緒でありながら、シルバーという貴金属としての費用対効果も得られる、まさに良いとこどりです。
なおしばらくヘビーに使用していくと変色したりメッキ剥がれが起きてくることがありますが、これは再コーティングできたり、磨き直しできるため、新品の輝きに戻すことは容易です。(費用もそんなにかかりません)
飽きたらリメイクできてしまう!リメイクも費用対効果高い。
またジュエリーは貴金属と宝石でできているので、リメイクや下取りが容易に行えます。ファッションのトレンド(流行)は常に変化しますから、飽きてしまったり新しいトレンドに合わなくなったファッションジュエリーはリメイクしたり新しいジュエリーの下取りにすることができます。
これは一般的なアクセサリーとの大きな違い。実はジュエリーってずっと叶えていく上ではとても費用対効果に優れたものなんですね。
この点においてもシルバーであることの恩恵が。ゴールドやプラチナだとリメイクといっても高額になってしまうので、恩恵が半減してしまいますが、シルバーならそういうことにはなりません。
例えば新品で5万円でダイヤモンドのネックレスを購入したとして、新しいデザインのダイヤモンドリングにリメイクする時は、1万円台からできてしまうことも。
こちらもEIKAではブランド公式でリメイクや下取りサービスを行っているので、よりスムーズに新しいデザインを叶えていくことができます。(このサービスをブランドとして展開したのは、EIKAが世界で初めて)
ファッションはジュエリーの素材も賢く選ぶが正義
日頃のファッションも高い素材の衣服ばかりで揃えるのではなく、賢く選んでコーディネートすることが大切なように、ジュエリーも同じです。
もちろん予算に限りがなく、欲しいもの全てファッションに合わせてゴールド素材で購入できるのであればそれはそれで良いのでしょうか、そういうわけにはいきませんよね。
普段使いのファッションジュエリーは新しいファッショントレンド、新しい自分のスタイルに合わせて柔軟に変化させていくことが重要です。
ぜひ優れたシルバー素材で、よりずっとトキメキのあるジュエリーライフをエンジョイしてください。