結局のところ本物のジュエリーの魅力やメリットとは何なのか

色とりどりの宝石たち

ジュエリーは本物でなくては、ジュエリーではありません。
当然のことではありますが、ジュエリーは高額な商品になるため多くのフェイク(偽物)品が出回っている実情もあります。

しかしそれらが悪ということでもなく、フェイク品も合皮のように見た目の差がほとんど技術的になくなりつつありますから、本物のジュエリーだと金額的に手が出せない方も、そういった偽物のジュエリー商品なら安価に楽しむことができるというメリットもあるかと思います。

しかし結局のところそれは本物のジュエリーを持つことのメリットを遥かに下回ります。
本物のジュエリーを持つことの魅力やメリットについて今回はご紹介したいと思います。

本物のジュエリーだから得られる金銭的資産価値

並べられたジュエリーたち

本物のジュエリーであることの最大の魅力・メリットはまずこれ。
ジュエリーとは貴金属(プラチナ・ゴールド・シルバー)と宝石(貴石)という貴重で金銭的価値が世界中どこでも通用する素材だけで成立していますから、本物のジュエリーを持つことは現金を持つことと同じです。

偽物であればそれはおこりません。同じような見た目だったとしても、それが貴金属ではなく真鍮などの価値としては皆無に等しい貴重ではない金属であったり、人工的に作られた模造宝石であれば、現金としての資産価値は皆無です。つまり例えばそれを買取専門店や質屋さんに持っていっても買い取ってくれませんし、現金化することはできません。(メルカリなどのフリマアプリであれば数百円くらいにはなるかもしれませんが・・・)

ジュエリーとはそもそも装身具でありながら、価値を保有する手段でもあります。
本物のジュエリーを持つことはいつでも現金化できる価値を保有することでもあり、本物だけが叶えることができること。

偽物でそれっぽく見せてもそこに見えなくても確かにあったはずの価値がなければ、それを持つメリットは本質的に0となります。偽物といってもそれなりに価格はするのですから、多少高額になったとしても価値を保有できることを考えれば費用対効果は高くなると思います。

実際同じ見た目の本物のジュエリーAと、偽物のジュエリーBがあったとして。Aは五万円、Bは五千円だったとします。彼女にプレゼントとして検討をしていたとして、彼女がもらって嬉しいのはどちらか。答えは明確です。Bで安く同じ見た目を贈ることができても、それがフェイクだと相手が知ればかえってマイナスなイメージになりますから、五千円を無意味なものにしてしまう可能性が生まれますね。

ジュエリーとは、美しい装身具を楽しむことと、価値を保有できることの2つの魅力があってはじめてジュエリーなのです。

本物を所有するというワクワク的価値

ジュエリーをプレゼントされて喜ぶ女性と恋人

そもそも偽物のジュエリーを手にするということは、本物のジュエリーに憧れつつも妥協して選ぶ選択肢になってしまいます。逆に言えば、本物のジュエリーとは所有欲を満たしてくれるということ。そしてそれは本物のジュエリーでしか実現が不可能であるということです。

これはジュエリーに限ったことではなく、物を消費すること全般に該当することですね。
例えば心を奪われた海外の高級車があるとします。しかし国産で価格が安価な同じようなデザインの車を発見します。それで所有欲は満たされるでしょうか。時計などでも同様ですね。

自分の心が欲する本物を所有することのワクワク感は、理屈抜きにプライスレスな価値でもあります。本物のジュエリーを持つからこそ、あぁ本物の貴金属と宝石でできた、正真正銘のジュエリーを持っているんだ、身につけているんだというトキメキを得ることができます。

一つとして同じものはないという素晴らしさ、美しさ

色とりどりの宝石たち

ジュエリーは同じデザイン、型だったとしても、一つとして同じものは存在しません。まさに一つ一つが唯一無二なのです。これは非常に優れたジュエリーの魅力の1つと言えるでしょう。

ジュエリーに使用されるのは天然の宝石(貴石)。当然ですが、天然の宝石は一つとして同じものは存在しません。それが同じカラット、同じ種類の宝石だったとしてもです。肉眼で全く異なる違いもあれば、肉眼ではあまり分からないけれど詳しく比較すると表情が異なります。

これが偽物のジュエリーだと違います。人工的に量産された模造石は見た目が全く一緒ですし、そもそも人工ですから一つ一つに個性など存在しませんし、唯一無二とはなりません。

またジュエリーは必ず職人の手が介在します。人の手がないと作ることはできません。テクノロジーの力で大分機械などで人の工数を削減することには成功していますが、最終工程は全て職人の手によるもの。ですから仕上がりもまた個性が生まれます。

購入したものが、自分という存在と等しく唯一無二の存在であること。
本物のジュエリーが叶えるそれは、非常に大きな魅力であると考えます。

また宝石の種類によっては産地などで大きくその色味などを変えるものもあり、まさに唯一無二なコレクションを叶えてくれるだけでなく、本物だからこその価値の高い美しさを提供してくれます。

本物のジュエリーが持つ半永久的な保有と再活用性

ジュエリーの活用性を表したSDGsとエシカルであることの図

また本物のジュエリーは半永久的に保有し続けることができ、さらに再活用することができます。これは意外と知られていないケースが多いのですが、ジュエリーがジュエリーたる素晴らしい理由の大きな一端を担っています。

ジュエリーの宝石も貴金属も、半永久的にその姿を持続するだけでなく、例えば貴金属は変色したとしても腐食ではないのでいくらでも美しく戻すことができますし、何より宝石は故意的でなければその輝きを失うことがありません。

ジュエリーは高額ですが、ずっと半永久的に保有できることを考えると実は費用対効果の高い商品です。

さらにジュエリーはいくらでも再活用し続けることができます。宝石だけを活かして新しいデザインに変えることもできてしまいます。貴金属は再製錬すればまた新しい素材として生まれ変わります。素材の全てをずっと新しい状態で活用し続けることができる商品はこの世界においてジュエリーだけが持つ魅力ともいえるでしょう。

しかも持つジュエリーを活かせば素材費がかからないので、リフォーム(リメイク)は安価になります。ジュエリーは正しく知るほど、実はお得な商品だったりするんですね。

ジュエリーの活用性を表したSDGsとエシカルであることの図

まとめ

  • 本物のジュエリーは資産価値を必ず伴う
  • 本物だけが本物のジュエリーの所有欲を満たしてくれる
  • 一つ一つのジュエリーが全て唯一無二の存在である
  • 本物のジュエリーはやっぱり美しい
  • 本物のジュエリーはずっと保有できる、再活用し続けられる。コスパが良い。

本物のジュエリーは魅力にあふれています。だからこそ長い歴史の中で人々の人生に深く浸透し、愛されてきたのです。

何事も本物であることに意味がある。と僕は考えます。たとえそれっぽく見せれたとしても、それは結局のところそれっぽい結果でしかない。

何事も本物を突き詰め、本物を愛し、本物と関わっていくことが人生を豊かに、華やかにすることだと思います。

ぜひこれからジュエリーを検討されている方は、少し予算が上がったとしても本物のジュエリーを愛でていただけたらと思います。その見返りは必ずあるでしょう。

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KURO
1983年神戸生まれ東京育ち。クリエイティブディレクター、実業家、キャンパー。「生活必需より人生必需」をモットーに、一度きりの人生をより豊かに華やかに吟味するライフスタイルを追求。完全made in Japanなジュエリーブランドを創業し、総監督して2021年で10周年。提供するもの、関わる人たちを引き立てる優れた背景になりたいという想いから、「KURO(全てを引き立てる黒い背景)」を名乗り、華やかな人生、ライフスタイルは何かを追求し続けています。様々なD2C系事業やブランドのプランニングや立ち上げのサポート、コンサルティングも精力的にサポートしています。お問い合わせはインスタグラムDMよりお願いします。
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