婚約やプロポーズで指輪の代わりになるネックレスの選び方

ダイヤモンドのネックレスをつける女性

婚約やサプライズプロポーズにおいて、指輪ではなくネックレスという選択肢が人気を集めています。プロポーズや婚約に相応しいネックレスの選び方、相場、渡し方からおすすめなブランドと商品など詳しく解説します。

婚約やプロポーズは指輪だけが選択肢でもルールでもない

ダイヤモンドの婚約ネックレスと婚約指輪

そもそも婚約指輪って、指輪でなくてはいけないルールも前提もないことをご存知ですか??

婚約指輪は婚約記念品。婚約を記念して贈られる価値の高いジュエリー(主役の宝石が鑑定書クラスで価値が高い)なので、指輪はあくまで手段の一つで、指輪以外でも良いのです。

もちろん指輪でもいいですし、ネックレスでも、ブレスレットでも良いわけです。

実際に現在でもほとんどの方が「指輪形式」で婚約指輪として贈っていますが、それはルールでもないですし絶対でもないのです。むしろ相手に最適な形であることが最上の手段です。

プロポーズは婚約ネックレスが人気を集めている

プロポーズでネックレスをプレゼントされる女性

イメージ通りなら婚約指輪だけれど、形は自由でいいのであればと、昨今はネックレスタイプが人気を集め始めています。婚約ネックレスとしてプロポーズプレゼントで贈られるケースが多いですね。

ネックレスが人気な理由としては、下記のようなものが主な理由です。

婚約ネックレスが人気な理由
  1. ネックレスならサイズで失敗することがなく、選びやすい
  2. ネックレスタイプなら今後も普段使いしやすいから
  3. 彼女から指輪はいいよと言われたから
  4. 彼女が指輪を着けない、着けられないライフスタイルだから
  5. 指輪よりも若干お得だから

ネックレスでプロポーズならサイズの失敗がない

婚約ネックレスをつける女性

指輪でプロポーズだとどうしてもサイズという場面を避けて通れません。最近だとプロポーズリングなどもありますが、あくまで妥協的手段でしかありませんでした。

しかしネックレスタイプなら指輪のようなサイズの概念がないため、プロポーズプレゼントする時に入らないとか緩いとかそういった失敗をすることがなく、プレゼントのしやすさがあります。

これはプロポーズする方にとっては大きなメリットのように思います。

婚約ネックレスなら、普段使いしやすい

ダイヤモンドのネックレスをつける女性

プロポーズプレゼントとして婚約ネックレスを贈ると、今後も普段使いしやすいというメリットがあります。

指輪は目立つので使い所は出てきますが(それが指輪の良いところでもある)、ネックレスなら毎日つけても不自然ではないため、普段使いしやすくなります。

婚約後、結婚後も毎日つけて欲しい場合や、相手もそうしたい場合などには婚約ネックレスとしてプロポーズプレゼントする有用性が高まるでしょう。

彼女から指輪はいいよと言われたから

プロポーズの指輪で失敗しているカップル

婚約指輪について彼女に聞いたら、「指輪はいいよ」と言われてしまったため、ネックレスでプロポーズプレゼント。というケースも少なくありません。

しかしこれは実際には勘違いであるケースもあるため、注意が必要です。指輪の必要性を問われれば、大丈夫だよ(本当は欲しいけど、あれば嬉しいけど)という意味で返事をしていることがほとんどだからです。

婚約指輪ってプレゼントなので、相手に必要性を確かめられたらつい謙虚に答えてしまうものです。実際は指輪に憧れていたり、あったら嬉しいなと感じている女性がほとんどなので、この点は鵜呑みにしないようにしましょう。

彼女は指輪を一切身につけない、着けられないから

指輪と女性の手

彼女が普段からこれまれ指輪のアクセサリーを身につけない。もしくは仕事の関係で身につけられない場合などに、ネックレスタイプで。と検討される方も多いですね。

指輪をつけることが嫌な方もいらっしゃることもありますし(違和感を感じるなど)、普段手を使うお仕事をされていて、指輪をつけることがなかなかできない。などの場合もあります。

こういった場合には無理に婚約指輪にせず、これらに配慮してプロポーズで婚約ネックレスをプレゼントすると、配慮を感じられますね。

プロポーズや婚約に相応しいネックレスの条件や相場

婚約とプロポーズ用のネックレス
主役のダイヤがあるファインジュエリーネックレス

もちろんですが、婚約やプロポーズのプレゼントとして、ネックレスならなんでも良いというわけではなく、そこにはしっかりと条件もありますし、相場感もあります。(もちろん絶対的なルールではありません)

基本的にプロポーズプレゼントする場合なども含み、婚約記念品としてネックレスタイプでプレゼントされる場合は、下記条件で選ぶようにしましょう。

婚約ネックレスの基本条件
  1. 宝石はダイヤモンド
  2. ダイヤモンドのカラットは0.3カラット以上
  3. ダイヤの形・カットはラウンドブリリアントカット
  4. ダイヤのカラー(色味)は、Iクラス以上
  5. ダイヤのクラリティ(透明度)は、SIクラス以上
  6. ダイヤのカット(研磨)は、VERY GOOD以上
  7. 貴金属素材はK18(18金)もしくはプラチナ(Pt900・純度90%以上)
  8. 鑑定書が付属されていること

細かくそれぞれに言及すると途方もない量になってしまうので本記事では避けますが、婚約記念品としてのネックレスはファッションジュエリーではなく、ファインジュエリーであることが前提で、最適です。

ファッション性の高いダイヤモンドネックレス
ファッションジュエリーとしてのネックレス(ダイヤが小粒)

ファッションジュエリーとはファッション性の高いジュエリーのことで、小粒な造形用のダイヤモンドが使用されるファッションアイテムが前提のジュエリーのこと。ファインジュエリーとは、価値の高い宝石が主役となった価値の高いジュエリーのこと。

前者は女性が自分自身でも購入するので、婚約記念品としては適正ではないといえます。指輪であろうとネックレスであろうと、大切なのは価値の高いダイヤが主役となっているファインジュエリーで選ぶことです。

婚約指輪のカラット比較


また、相場や予算感としては、下記が基準となります。

婚約ネックレスの基本予算

20万円〜50万円

ネックレスだからといって指輪よりも価格が大きく下がることは、基本的にありません。価値の高いダイヤを前提とする場合、婚約指輪の平均相場である30万円前後と同様になります。

プロポーズでネックレスを検討の場合にも、上記を軸に検討されると良いでしょう。

続いてプロポーズプレゼントや婚約ネックレスとしておすすめなデザインや商品をご紹介します。

おすすめ婚約ネックレス1:6本爪トップ

婚約用としても人気な6本爪のダイヤモンドネックレス
EIKAの6本爪ネックレス

続いてプロポーズプレゼントや婚約ネックレスとしておすすめなデザインとしてまず一番シンプルで、王道的なデザインがこちらです。主役のダイヤモンドを6本爪でセットしたネックレスです。

普段使いもしやすく、シンプルで飽きのこないデザインといえるでしょう。

おすすめ婚約ネックレス2:覆輪留めトップ

婚約ネックレスとしても人気な覆輪留めのダイヤモンドネックレス
EIKAの覆輪留めネックレス

ダイヤモンドを爪ではなく、筒状の台の中に石を入れて縁を倒して石をセットする宝石の留め方です。 「伏せこみ」や「ベゼルセッティング」とも呼ばれており、ファッションジュエリーとしても人気なデザインのネックレスです。

写真のようにイエローゴールドなどのカラーゴールドが特に人気な傾向にあります。普段使いが非常にしやすく、ファッション感があるため、婚約やプロポーズネックレスとしてプレゼントするのにもおすすめです。

おすすめ婚約ネックレス3:ブーケ

婚約ネックレスとしても人気なブーケタイプのダイヤモンドネックレス
EIKAのブーケネックレス

取り巻きともよく言われますが、主役ダイヤの外周にダイヤをセットしたデザインのネックレスです。贅沢で華やかなデザインなので、特別感のあるプロポーズプレゼントや婚約ネックレスとしても最適です。

カラーゴールドにするとファッション性が高まり、プラチナだと贅沢さが際立ちます。花束のように見えることから、ブーケとも呼ばれます。

おすすめ婚約ネックレス4:フラワー

婚約ネックレスとしても人気なEIKAフラワーモチーフタイプのダイヤモンドネックレス
EIKAのフラワーモチーフネックレス

フラワーモチーフのネックレスも華やかで、愛を意味するプロポーズプレゼントや婚約記念品としてのメッセージ性や意味とも相性がよく、人気です。

ただモチーフが複雑すぎると雑多になりやすいため、こちらのようにシンボリックに抽象的なシンプルなデザインがおすすめです。

こちらはローズをイメージしたコレクションなので、プラチナだと壮麗に、ローズゴールド(ピンクゴールド)だと華やかな印象になります。

サプライズプロポーズにおける婚約ネックレスの渡し方

プロポーズでネックレスをプレゼントする光景

指輪でプロポーズは想像がしやすいですが、ネックレスの場合にはサプライズプロポーズでどう渡せば良いのでしょうか。おすすめは下記の流れでプレゼントする方法です。

婚約ネックレスのプレゼント方法
  1. ギフト包装されたネックレスをプレゼントする
  2. 彼女に開封してもらう
  3. 開封して視認したタイミングでプロポーズの言葉をかける
  4. YESの返事をもらったら、ネックレスを着けてあげる。

指輪だと指輪の箱をパカっと開いて、その指輪をはめてあげる。というシーンが浮かびますが、実はこれあくまでイメージで、実際はサイズにデザインと問題だらけな方法でもあります。

ネックレスでプレゼントする際は上記のようにギフト包装されたプレゼントとしてまず渡して、彼女に開封してもらう段取りが一番スマートで自然なので、おすすめですよ。

そもそもダイヤ素材からプロポーズプレゼントで大丈夫

ダイヤモンドプロポーズのダイヤモンド

前提から覆してしまうようでもあるのですが、そもそも指輪やネックレスなど形にこだわる必要もないのです。

ジュエリーは宝石が主役(ダイヤ)なので、その素材からプロポーズプレゼントすれば良いからです。

ネックレスであろうとデザインが決まってしまっている以上、彼女の好みか理想かどうかについては結局リスクが残りますし、機会損失を招く可能性があります。

プロポーズや婚約指輪用のEIKAのフラワージュエリー
ネックレスにも対応しているEIKAのフラワージュエリー

しかしダイヤモンドプロポーズすれば素材からサプライズにプレゼントできて、プロポーズ後にオーダーメイドするので、理想のジュエリーも必ず叶えられます。やっぱり見てみたら指輪がいいかも。となることも多いので、一番良い方法といえるでしょう。それにデザインは自分で選ぶ以上の選択肢はありません。

ネックレスの場合でも同様なので、できればダイヤモンドプロポーズを採用してください。

プロポーズや婚約指輪用のEIKAのフラワージュエリー

プロポーズや婚約でプレゼントしたネックレスはリメイクできる

ジュエリーの製造風景

ネックレスは普段使いでどんどん活用することができますが、その分活用機会が多いために、飽きがきやすかったりします。ついお気に入りの最新のファッションアクセサリーを買ったら着ける機会が減ってしまった・・なんてことも。

しかしここは安心してください。指輪でも同様ですが、ネックレスは新しいデザインへとリメイクすることができます。

ジュエリーというのは貴金属と宝石という永久に再活用できる素材で成立しているため、リメイクやリフォームは比較的安価に叶えられます(デザインにもよりますが、2万円あたり〜可能)。

もちろん、ネックレスから指輪。指輪からネックレスなどの種類を横断することも可能です。

まずは今理想のネックレスなどの婚約ジュエリーを叶えることが大切です。ぜひ素敵なプロポーズとプレゼントを叶えてくださいね。

気軽にシェアしてくださいね
ABOUT US
KURO
1983年神戸生まれ東京育ち。クリエイティブディレクター、実業家、キャンパー。「生活必需より人生必需」をモットーに、一度きりの人生をより豊かに華やかに吟味するライフスタイルを追求。完全made in Japanなジュエリーブランドを創業し、総監督して2021年で10周年。提供するもの、関わる人たちを引き立てる優れた背景になりたいという想いから、「KURO(全てを引き立てる黒い背景)」を名乗り、華やかな人生、ライフスタイルは何かを追求し続けています。様々なD2C系事業やブランドのプランニングや立ち上げのサポート、コンサルティングも精力的にサポートしています。お問い合わせはインスタグラムDMよりお願いします。
プロフィール詳細はこちら>