ウェーブラインの婚約指輪は、非常に人気な婚約指輪のデザインです。指を長く、洗練された表情を見せてくれます。ウェーブラインでおすすめな婚約指輪やデザインをご紹介します。
ウェーブライン婚約指輪デザインの特徴
婚約指輪のデザインには種類があり、ウェーブライン婚約指輪は婚約指輪デザイン種類の1つです。(ストレートやエタニティなど他の種類については別の記事でご紹介します)
ウェーブラインにおける婚約指輪の基本的な特徴は下記の通りです。
- 指輪のアームが曲線(ウェーブ)を描いた婚約指輪デザイン
- ストレートよりもデザインの奥行きや遊び心が生まれる
- 指を長く、細く見せてくれる
- 人と被らないデザインを叶えやすい
- ウェーブの描き方で多種多様なデザインがある
- 結婚指輪と重ね付けの相性を選ぶ
1. 曲線的デザイン(ウェーブ)が特徴の婚約指輪デザイン
名前の通りですが、ウェーブラインの婚約指輪とは婚約指輪のアーム(腕)が曲線的なデザインを描いている婚約指輪デザインの全てを指します。
婚約指輪に使用されるプラチナやゴールドなどの貴金属は柔らかく加工がしやすいため、デザイナーの意向に合わせて変幻自在にウェーブ造形を描くことができます。
もちろん柔らかいといっても金属の範疇ですから、ウェーブラインの婚約指輪は曲がって変形しやすいということではありませんので、安心してください。(どの婚約指輪やジュエリーも一定の負荷がかかれば変形します)
2. 奥行きと遊び心が魅力なウェーブラインの婚約指輪
ウェーブラインの婚約指輪は、ストレートなどのシンプルな造形と比較して曲線的な造形からデザインに奥行きが生まれます。様々な造形を描けるウェーブラインは遊び心のあるデザインを楽しむこともできます。
シンプルにこだわるならソリテールなどのストレート系婚約指輪がおすすめですが、シンプルすぎると感じる場合にはウェーブラインの婚約指輪が非常におすすめです。
3. 指を長く、細く見せてくれる
ウェーブラインデザインの婚約指輪は、直線の指に対して曲線をまとうため、指を細く長く見せてくれる効果があります。(デザインの重厚感によっても変わります)
指の長さや細さにコンプレックスを感じていたり、指輪をまとうことでより指を美しく見せたいと感じている方にもおすすめなのが、ウェーブラインの婚約指輪です。
4. 人と被らないデザインを叶えやすい
ウェーブラインの婚約指輪は曲線的で独創的なデザインが特徴でもあるため、ストレートなどのいわゆる一般的なデザインの婚約指輪と差別化を図りやすくなります。
人と被らないデザイン、より自分らしいデザインを叶えたいという場合にも、ウェーブラインの婚約指輪はおすすめなデザインの方向性といえるでしょう。
5. ウェーブの描き方で多種多様なデザインがある
ウェーブラインの婚約指輪は、ウェーブ(曲線)の描き方で様々なデザインを作ることができるため、非常に豊かな選択肢からデザインを選ぶことができます。
多種多様なウェーブラインの婚約指輪から自分らしい、理想のデザインを探す楽しみも一層ある婚約指輪デザインといえるでしょう。
6. 結婚指輪と重ね付けの相性を選ぶ
ウェーブラインの婚約指輪について1つネガティブなことがあるとすれば、それは「結婚指輪との重ね付け相性を選ぶこと」です。
結婚指輪との重ね付けは非常に重要で、結婚後は結婚指輪を常時左手薬指にはめていき、お洒落して出かける時などに婚約指輪を結婚指輪の上から重ね付けして楽しんでいきます。
重ね付けの相性が悪いと活躍の機会が減ったり、そもそも重ね付けの相性が良いとさらに楽しめるため、その機会も損なわれることとなります。
ウェーブラインの婚約指輪は曲線を描いているため、結婚指輪も同じような曲線(ウェーブ)をい描いていないと重ね付けをしても違和感を感じるようになります。
逆に同じような種類のウェーブリングを叶えれば、ストレート以上にぴったりで美しい重ね付けができるという魅力もあります。
ウェーブライン婚約指輪におすすめなカラット
ウェーブラインの婚約指輪にセットする主役ダイヤモンドですが、カラットは0.3〜0.5カラットの範囲で選ぶようにしましょう。
もちろん0.5カラット以上、0.7カラットや1カラットなどの婚約指輪にもウェーブライン系の婚約指輪デザインは存在しますが、曲線という特徴からなるべく主役ダイヤは収まりの良い方がウェーブラインが際立って見えます。
0.3カラットだと将来的に小さく感じてしまう可能性もあるため、予算に無理がなければ0.5カラットを選択すると良いでしょう。
おすすめで人気なウェーブ系婚約指輪たち
では実際にプロのジュエラーでもある私がおすすめしたい、人気なウェーブラインの婚約指輪たちをご紹介したいと思います。
Vライン・ウェーブライン
ウェーブラインといえばまずこれ。というほど王道中の王道でもあるVラインの婚約指輪。シンメトリーで爽快なVラインは美しくコントラストのきいたデザインで、指を長くしなやかに美しく見せてくれます。またVライン系の結婚指輪と重ね付けすれば、素晴らしい重ね付けコーデを楽しむことができます。
ツイスト・ウェーブライン
ツイスト(ひねり)の効いたウェーブライン婚約指輪です。見る角度によって表情が変わる薄くしいウェーブラインリングです。まさに波(ウェーブ)のような印象も特徴です。
Sライン・ウェーブライン
ウェーブライン系婚約指輪の基本形の一種でもある、S字(Sライン)のウェーブライン婚約指輪です。S字はシンメトリーでとても美しいラインです。Vラインよりも奥行きがあります。
ただS字のウェーブライン婚約指輪は、重ね付けの相性が難しいのが難点。結婚後は右手などで単体使いにしたり、婚約指輪をつけるときは結婚指輪を除外する。という方法も可能です。
Y字・ウェーブライン
Vラインからさらに派生させたYライン(Y字)のウェーブライン婚約指輪です。正面から見て右側のアームが下に向かって展開しているため、アシンメトリーでさらに奥行きのあるデザイン性を実現しています。写真のように片側にダイヤモンドを散りばめたデザインが人気で、おすすめです。
X字・ウェーブライン
X字に造形されたウェーブライン婚約指輪です。蔦が絡まっていくように、指に馴染んでいくデザインです。
結婚指輪との重ね付け相性は選びますが、細く華奢なVライン系やツイスト系の結婚指輪デザインと合わせると良いでしょう。
Sライン・イエローゴールド
ウェーブライン系の婚約指輪は、イエローゴールドにするとファッション性が高くなり、普段使いしやすかったり、普段から愛用しているイエローゴールド系ジュエリーとの相性も抜群です。
Vラインイエローゴールド
細身のV字ウェーブライン系でイエローゴールドの婚約指輪も、非常にファッション性が高く、普段使いや他のカラーゴールド系アクセとも合わせたやすいデザインです。
スキニーSライン+ピンクゴールド
K18ピンクゴールド(ローズゴールドとも呼ばれます)は温もりのある色味で、肌馴染みが最も良いカラー。ウェーブライン系と合わせることで指馴染みの良いデザインを叶えることができます。
こちらのように非常に緩やかなS字を描いた指輪と極小ダイヤのサイドストーンの組み合わせは、繊細さと温かみの両立したデザインといえるでしょう。
これくらい緩やかだと結婚指輪との重ね付け相性はかなり選択肢が広がりますよ。
人気なウェーブライン系婚約指輪について、その特徴やおすすめで人気なウェーブラインデザインの指輪たちをご紹介させていただきました。
ウェーブラインはデザインそのものがアクセントになって、より愛情のこもりやすいデザインでもあります。ぜひ自分の指にあった、自分らしいウェーブ系の婚約指輪を叶えてください。