プロポーズは結婚の提案。成功すれば、プロポーズその後から結婚や入籍に向けた流れが始まります。プロポーズ後の流れやプロポーズされたらやることリストをまとめてご紹介します。
目次・CONTENTS
プロポーズの後は、結婚や入籍に向けて進んでいく
プロポーズは、結婚しませんか?結婚してくださいという、結婚したい相手へ提案するイベントであり機会です。プロポーズをして彼女からYESと結婚に対してOKをもらえたら、晴れて2人は結婚や入籍、家族になるために正式な道を歩んでいくこととなります。
つまりプロポーズこそが結婚における、2人が家族になるための最初の一歩であり、最初に行うことでもあり、最初の記念すべき特別なイベントでもあるわけです。
プロポーズが成功して結婚することが決まれば、プロポーズ後は結婚という大きなイベントに向けてたくさんのことを決めたり、調達したり、調整していくこととなり、それなりに忙しくなります。
プロポーズ前から、もしくはプロポーズされたら、まずはプロポーズ後に結婚に向けてどんなことを決めたりしていかなくてはならないのか、どんなイベントがあるのかの全体図を把握しておきましょう。
そうすることで計画もスムーズになりますし、事前に理解をしておくことで、より素敵な道を歩むことができると思います。
プロポーズその後の流れ一覧
では、まずプロポーズその後の流れを一覧で時系列で順番にリストアップしてご紹介しましょう。
- それぞれの両親へのプロポーズ報告
- それぞれの実家両親への正式なご挨拶
- 婚約指輪の決定と購入
- 結納もしくは両家顔合わせ会食
- 結婚式場の決定
- 新居の決定や引越し
- 結婚指輪の決定と購入
- 入籍手続き(管轄の区役所等)
- 結婚式の実施
- 結婚生活の始まり
細かく挙げるとキリがありませんが、プロポーズ後の流れについて大枠はこんなところです。順番などはそれぞれのシチュエーションなどによっても前後します。
両家両親への挨拶と結婚の承諾をもらう
結婚はお互いの家族や親族あってのイベントなので、2人が結婚する決意をしたら、まずはお互いの両親にその報告と挨拶をしにいきます。正確にはそれぞれのご実家の許可を得て、実質的な婚約が成立するといえるでしょう。
お互いに実は一番緊張するのが、この両家両親への挨拶と結婚の承諾をもらいにいくイベントかもしれませんが、肩の力を入れすぎず、自然体で行いましょう。
また挨拶の際には清潔感のある服装(男性であればスーツが良い)を心がけましょう。第一印象はとても大切です。彼女や彼氏にしっかりとヒアリングして、手土産などもちゃんと選んで持っていきましょうね。
今後の流れについてもざっくりで良いので2人で話し合っておき、当日今後について両親から聞かれたらある程度考えを答えられるようにしておくとスムーズですよ。
婚約指輪の決定と購入
両親へのそれぞれの挨拶が済み、結婚に対する承諾を得られたら、婚約記念品としての婚約指輪を選びにいきます。指輪はプロポーズプレゼントのイメージが強いですが、婚約記念品なのと生涯の宝物なので、プロポーズ成功後に2人で彼女の理想のデザインを叶える方法が原則です。
プロポーズはダイヤモンドだけで行うダイヤモンドプロポーズなどを採用しましょう。
婚約指輪はオーダーから約1〜2ヶ月で完成します。プロポーズ後にまずは両家両親への結婚の挨拶を先に済ませ、その際にはプレゼントしたダイヤモンドをお披露目します。
その後にゆっくりと婚約指輪のデザインを決めた方が、ちゃんと決めることができます。また婚約指輪は結婚後に結婚指輪と重ね付けして活用していくため、合わせて結婚指輪の検討もとりあえずイメージだけで良いので行っておきましょう。決定は追ってで問題ありません。
結納もしくは両家顔合わせ会食
プロポーズ後にお互いの実家への挨拶が済んだら、今度は両家の挨拶です。前までは結納というイベントが主流でしたが、現代では結納を行うケースの方が希少になりました。両家顔合わせ挨拶の会食などが一般的ですね。
両家両親と2人は参加者として当然必須ですが、親戚や兄妹などが同席する場合もあります。参加者についてはお互いのご両親と相談しましょう。
また会食の費用は折半が一般的ですが、これも2人で話し合って決めましょう。個室のフォーマルな料亭などが一般的です。
結婚式場の決定と計画進行
両家の顔合わせが済んだら、結婚式や入籍に向けて具体的な計画が進行します。いよいよここからが大忙し。ただ慌てる必要はなく、結婚式をすぐに執り行わなくてはならないようなケースでない限りは、結婚式まで1年ほどの期間を設ける(婚約期間、準備期間として)こともできるので、焦る必要はないですし、急いでする必要もあまりありません。
結婚式については人それぞれの規模感や様々なやり方があるので、2人での意向を話し合い、両家両親などと相談しながら、方向性を決めてください。独断はよくありません。尊重しあいながら決めていくことが大切です。
ちなみに結婚式というのは参加者が多いほど予算は高くなりますが、お祝儀の関係上、人数が多い方が黒字になる可能性も高まります。規模が大きいほど持ち出しが多くなるというわけでもありません。ウェディングプランナーさんなどプロの意見も積極的に仰ぎましょう。
結婚式はたくさん決めていくことがあります。一つ一つ丁寧に、できる限り時間に余裕をもって行いましょう。
新居の決定や引越し
結婚後に2人で住む新居も並行して決めていきます。すでに同棲をしていて、そのままそこに住む場合などには不要ですが、結婚後は子育てなどを予定しているカップルも多いので、ファミリータイプのマンションなどに引っ越すケースが多いですね。
新居選びは2人にとっても非常にワクワクする楽しいイベント。引越しは大変ですが、新生活へのワクワクが上回ります。2人で仲良く決めていってくださいね。
結婚指輪の決定と購入
このタイミングでは、すでに婚約指輪は納品されていてすでに活用されていると思います。婚約指輪はプロポーズ後にすぐ決めますが、結婚指輪は入籍や結婚式までに納品されていれば大丈夫です。
ただ先にご紹介した通り、結婚指輪も婚約指輪も左手薬指用の指輪なので、重ね付けの相性が大切です。結婚指輪は常時着用のペアリングなのでシンプルな貴金属がメインの指輪。婚約指輪は装飾品であり価値の高いジュエリーとしての指輪なので、オシャレして出かける時などに重宝します。
そのため普段は結婚指輪を。そして出かける時などに婚約指輪を結婚指輪の上から重ね付けしていくこととなるので、この2つの指輪の相性が悪いと、活躍の機会が一気に減ります。
結婚指輪はあくまで常時着用のペアリングなので、シンプルなものを基本として選ぶと良いでしょう。素材はプラチナかK18のイエローもしくはピンクゴールドが主流です。どれを選んでも大丈夫です。好みや叶えたいスタイルに合わせて自由に選んでください。
結婚指輪はオーダーメイドなので、完成まで1〜2ヶ月はかかりますから、結婚式や入籍日など結婚指輪が必要なタイミングから逆算して、時間に余裕をもって選び決定するようにしてください。
結婚指輪の費用は最近は折半するカップルが多いですね。(婚約指輪を男性側が購入するため、折半か、新婦側が費用を出すことも珍しくありません)
入籍手続き
プロポーズ後に、結婚の実感を一番感じるのが、入籍手続きかもしれません。日本はまだ夫婦別姓が認められていないため、どちらかの姓に変わるのですが、これが結構大きな実感につながります。
入籍は本籍地の管轄となる区役所などで手続きを行います。なお本籍はこのタイミングで選ぶこともできます。2人が付き合った思い出のある場所を本籍に選ぶ方も多いですね。
入籍はあくまで手続き。入籍届を事前に入手して、漏れのないように2人で記入します。また入籍の承認サインも必要なので、それぞれで友人や家族などにお願いして、記入してもらってください。
記入内容にミスがないか、漏れがないか確認したら、区役所などに提出しにいきます。問題なければそのまま提出、受理となり、入籍が成立することとなります。
晴れて2人は戸籍上においても家族となるのです。
結婚式の実施
大抵の場合は、結婚式前に入籍を済ませます。日程的に余裕がなかったり都合が悪い場合には、逆転しても問題ありませんよ。
結婚式は、感動のイベントであり、2人にとって生涯の思い出となるプロポーズ後においても最大のイベントであり、集大成となる出来事でもあります。準備は大変かもしれませんが、その大変さの価値を圧倒的に上回るイベントです。
結婚式に関する段取りは、詳しい専用のメディア(ゼクシィさんなど)がたくさんあるので、そちらを参考にしましょう。リンクも貼っておきます。
結婚生活の始まり
プロポーズ後に数々の出来事を重ねて、結婚生活が始まります。これらプロセスがあるからこそ、結婚生活の始まりはより素敵なものとなります。
プロポーズが結婚における本当の最初の一歩。ですが、この結婚生活の始まりは2人が家族として歩む最初の一歩であり、ここがスタートラインでもあります。
プロポーズもその後も素敵な思い出として楽しんでいこう
ぜひ思い出溢れるプロポーズを行い、素敵な生涯の宝物となる理想の婚約指輪や結婚指輪を叶え、2人にとっても家族や周囲の大切な人にとっても、素敵な思い出となるプロポーズ後のイベントを叶えていってください。
色々とたくさんのことがあって大変なように見えますが、プロポーズもその後の全てのことも、かけがえのない人生の貴重なイベントたちです。
大切なのは、それぞれを大切に吟味して楽しんでいくことです。
まずは、素敵なプロポーズから、ぜひ最高のプロポーズとその後を叶えてください。