プロポーズといえば婚約指輪の箱をパカっと開いて行うイメージがありますが、指輪なしでも指輪以外での素敵に箱パカサプライズができて、さらにあとから理想の婚約指輪も叶えられる魔法の方法があります。
箱パカは婚約指輪でなくて良い
サプライズプロポーズと聞くと、婚約指輪の箱をパカっと開いてきらきらと光る婚約指輪を見せて行うイメージが強いかと思います。そのイメージは間違いではありません。おそらくほとんどの方がプロポーズと聞くと連想するイメージだからです。
そういったイメージから、いざプロポーズの計画を練り始めると婚約指輪探しを始めがちなのですが、指輪探しを始めるとすぐに、「あれ？彼女の指のサイズは？」とか、「婚約指輪のデザインってどれが良いのだろう？？」という疑問と障壁にぶつかることとなり、入り口から悩んでしまうことになります。
結論から申し上げると、サプライズプロポーズは婚約指輪で箱パカする必要はありません。指輪の箱をパカっと開いてのプロポーズはあくまでイメージの話であって、実際とは異なるのです。それにプロポーズにおいて指輪で箱パカをしなくてはならないルールなんてそもそも存在しません。
婚約指輪で箱パカはあくまでイメージ。実際には難易度が高すぎるばかりか、リスクばかりなので、指輪で箱パカプロポーズを選ぶメリットは正直ありません。
彼女が指輪で箱パカに憧れても、気にしないでいい
指輪で箱パカが難しい、あくまでイメージであると知っても、実際には女性も指輪で箱パカプロポーズのイメージを共通して持っていたりするので、彼女が箱パカのシチュエーションに憧れていて、それを叶えてあげたい。という状況もあり得ると思います。
それ、気にしないでください。彼女もあくまでイメージの中で仮の憧れを伝えていたり描いているだけで、実際に婚約指輪は自分で選ぶが一番良い方法だとプロポーズ後に彼女も必ず認識することになります。
実際、彼女が指輪での箱パカプロポーズに憧れているからとそれを叶えてあげて、当日は喜んでくれても、後々結局は指輪は自分で選びたかったとなるのがオチです。
当然といえば当然です。婚約指輪はダイヤモンドジュエリー。アクセサリーであり、ファッションアイテムです。自分のファッションスタイルに合わせて何が最適かは本人も自分で選ばないとわからないのです。
現実は、指輪で箱パカプロポーズを喜んでもらえても、その日がピーク。時間が経つにつれ、指輪を自分で選びたかった欲求が膨らんでくることになります。だから指輪で箱パカに憧れていたとしても、結局は指輪じゃなかったほうが彼女が喜んでくれるので、気にしないようにしましょう。
それにプロポーズ後に理想の婚約指輪を決めて、完成した完璧な指輪で箱パカサプライズはできますからね。
箱パカは指輪以外、指輪なしでも叶えられる
箱パカプロポーズは、婚約指輪がなくても、指輪以外のプレゼントでも叶えることができます。当然ですが、箱パカなので、中身が指輪じゃなくてもできますからね。
ただ箱パカすると彼女の指輪を連想しやすいので、婚約指輪からかけ離れたプレゼントを贈っても、それなら箱パカをする事自体に意味がなくなってしまいます。
そこで時々見かけるケースが、仮の指輪であるプロポーズリングであったり、おもちゃの指輪をセットして箱パカする方法なのですが、これも避けたほうが良い方法です。
なぜかというと、プロポーズはそのイベント自体が本番なんですね。そこに仮の指輪やおもちゃの指輪をプレゼントしたところで、それってその時点で指輪でプロポーズの妥協案であり、劣化案でしかなくなってしまうんです。プロポーズってとても特別なイベントです。やはりプレゼントは本番のものでなくてはいけません。
とはいっても、どうしたらいいの？？と思われるかもしれませんが、しっかりと方法があります。
それは婚約指輪の主役であるダイヤモンド素材のみを箱パカする方法。
仮の指輪やおもちゃの指輪だとその物自体に価値はないため適していませんが、婚約指輪の主役素材であるダイヤモンドを箱パカに使うのは、素晴らしい方法です。
婚約指輪にみなさんが憧れるのは、価値の高い美しいダイヤモンドをまとっているから。つまり指輪の目的＝ダイヤモンドでもあるのです。
そのダイヤモンド素材だけでプロポーズすれば、サプライズに十分な効果を得られるだけでなく、見た目的にも価値としても問題ありません。これをダイヤモンドプロポーズと呼び、昨今最も人気で男性からも女性からも支持されている方法です。
ダイヤモンドのみで箱パカし、プロポーズが成功したら、彼女の理想のデザインをあとからオーダーメイドで叶えます。もちろんプロポーズで箱パカしたダイヤモンドを元に。
一石二鳥、一石三鳥な方法ですね。
実は箱パカ自体に必要性はないかも
最後に、そもそも箱パカする事自体に必要性が絶対あるわけでないことも付け加えておきます。むしろ僕は箱パカでのプロポーズはおすすめしていません。
箱パカって結構当日行うことへのハードルが高いんですよね。恥ずかしいし、実はされるほうも恥ずかしかったりします。（笑）
箱パカしようと思うと場所も限られたり、かなりの勇気が必要だったり、明らかに不自然な動きをしなくてはいけない状況にもなります。人によってはその時点で挙動不審になって集中できないケースも少なくありません。
無理に箱パカしようとせず、しっかりとギフト仕様で包装されたプレゼントボックス仕様で彼女にプレゼントし、開いてみてと伝え、開いて彼女がダイヤモンドを認識したタイミングに合わせてプロポーズの言葉をかけるほうが、スムーズですし、自然です。正直この方法の方が、箱パカをわざわざするよりもお互いに良い方法だと思います。
それに先述しましたが、指輪で箱パカはプロポーズ後に完成した完璧な指輪でセカンドサプライズに使えます。プロポーズは終えているので、お披露目サプライズといったところです。
自宅などで行えばいいので、恥ずかしくもないですし、すでにプロポーズは終えているので、お互いに気楽に楽しめますよね。ぜひこちらの方法も合わせて検討に入れてみてくださいね。
ちなみに僕は箱パカはしません。（笑）
