年収別婚約指輪の相場や最適な予算、デザインを知ろう

お金と婚約指輪

年収によって婚約指輪の相場やかける予算は変わります。自分の年収や貯金に最適な婚約指輪の相場や予算を知って選ぶことが大切です。年収別に最適な指輪の予算や相場、おすすめなデザインを解説します。

年収や貯金によって婚約指輪の相場や予算は変わる

婚約指輪の年収別相場や予算表
出典:マイナビウェディング「婚約指輪・結婚指輪の相場は? 年代別や年収別の購入平均価格や実際に購入したブランドもご紹介!【2021年版】」より


まず基本的に市場調査による婚約指輪の年収別予算や相場は上記のような状況です。年収別によく購入されている婚約指輪の予算感としては下記のようになります。

年収帯婚約指輪の基本予算
年収300万円未満婚約指輪なし〜20万円
年収300万円〜400万円20万円〜30万円
年収400万円〜500万円30万円〜40万円
年収500万円〜600万円35万円〜45万円
年収600万円〜700万円50万円〜60万円
年収700万円〜800万円60万円〜70万円
年収800万円〜900万円70万円〜80万円
年収900万円〜1000万円90万円〜100万円
年収1000万円〜100万円〜


これらはあくまで目安です。ちなみに全体全国での婚約指輪の平均相場は「約30万円」です。これは毎年特に変化ありません。

ご自身の年収帯に合わせて、上記を目安にまずは婚約指輪にかける予算軸を設定されると、選びやすくなると思います。

婚約指輪は鑑定書クラスのダイヤモンドが主役のダイヤモンドリングという概念が前提となる指輪なので、ある程度の最低予算は決まってしまいます。安くても20万円台〜というのが予算感となります。

もちろんこれより安く婚約指輪として入手することはできますが、あまりにも小さいダイヤだったり質の悪いダイヤで贈っても、贈ることの意味がなくなってしまいますので、本末転倒です。

予算そのものが婚約指輪に対して厳しい場合は、婚約指輪を選ばない。購入しない。贈らないという選択肢も含めて検討すべきだと思います。

後々に資金的に余裕ができたり、年収が高くなってきたら、結婚記念日などの改めてプレゼントするのも良い方法です。

宝石店で婚約指輪を試着するカップル

年収以外に貯金や生活コストによっても大きく変わる

向き合うカップル

婚約指輪において最適な相場や予算感というのは、ただ年収だけで決まるわけではありません。同じ年収でもその人のライフスタイルや貯金の状況によって、出せる予算には大きな開きが生じるからです。

当然ですが、年収一千万円あっても貯金がゼロであれば婚約指輪の予算はあまりかけられない。もしくはかけたくないと考えるはずです。

逆に年収300万円でも貯金がたくさんある場合であれば、婚約指輪をしっかりと相場以上のもので贈りたいと考えることもできます。

生活コストの低い生活を贈っている場合であれば、婚約指輪くらいは後に残るししっかりしたものを。と考える人もいます。

上記の年収別の婚約指輪相場はあくまで相場ですので、ご自身のライフスタイルや貯金状況などと合わせて最適な予算は前後させて調整していくと良いでしょう。

どの年収でも基本は30万円〜の婚約指輪が基本

プロポーズの婚約指輪とお金

実際全国における婚約指輪の平均相場は30万円程度なのですが、どの年収でも婚約指輪にかける予算は30万円からが基本といえます。

理由は明確で、婚約指輪とは婚約記念品です。婚約記念品とは、婚約を記念して新郎側から生涯の宝物となる記念品を贈るというものです。

つまり婚約指輪はその記念品としての一手段。婚約指輪とは婚約のための指輪ではなく、あくまで婚約記念品として相応しい価値をもった宝石のセットされた価値の高いジュエリーとしての指輪であることが前提となるわけです。

EIKAの婚約指輪鑑定書

この点において、価値の高いとは、鑑定書が宝石に対して発行できるもの。発行するに値するものである前提がうまれます。この前提を生み出すためには、0.3カラット以上で美しいダイヤモンドであることが前提となります。

そして美しい0.3カラット以上のダイヤをまとったゴールドもしくはプラチナで作られた指輪(婚約指輪)は、最適価格で30万円〜が相場となります。

つまり婚約指輪を条件とするならば、どんな年収だったとしても30万円〜の予算であることが共通して基本の概念となるのです。

年収100万円でも、年収1000万円でも、年収500万円でも、700万円でも、婚約指輪として検討されるなら、30万円〜で検討となるんですね。

当然これは定価での販売価格において最適価格という前提での金額。高級ブランドであれば50万円〜となっていきますし、より最適価格にこだわったブランドや宝石店であれば20万円〜購入することもできるでしょう。デザインをシンプルにするなどといった選択でも可能です。

いずれにしても下限は安くても20万円〜です。20万円を下回るということは、デメリットが上回る商品になる可能性がほぼ確実に生まれます。所謂安物買いの銭失いという出来事です。

宝石店に並べられている婚約指輪と値札

活用性によって婚約指輪のコスパは大きく変わる

婚約指輪を身につけて手をつなぐカップル

年収における婚約指輪の相場はあっても、かけた予算が最適かどうかは贈ったあとの活用性によって費用対効果が大きく変わってしまいますよね。

年収1000万円で資金に余裕があるからと、100万円・150万円で1カラットの婚約指輪を購入したとしても、相手の好みのデザインでないがために全く使用されなければ、意味がありません。

予算はそれぞれに最適なものをかければ良いわけですが、活用性は最大化した状態で贈ることが大切です。

そのためにも、まず指輪でプロポーズはしないこと。当然ですがサイズで失敗、デザインで失敗と二重苦どころではなくなります。それに相手からしても自分で選んだ指輪でないと理想は叶えられないからです。

必ず相手に選んでもらうか、二人でプロポーズ後に選ぶようにしてください。それだけでも婚約指輪の活用性は大きく変わります。

婚約指輪と結婚指輪の重ね付け


また、結婚指輪と合わせて検討することも大切。両方左手の薬指に身につけるので、重ね付けの相性がよくないと、婚約指輪の活用性が自然と目減りします。(結婚後は、お洒落して出かける時などに常時着用している結婚指輪の上に重ね付けします。)

EIKAフラワージュエリーのダイヤモンド

年収別におすすめな婚約指輪のカラット相場

婚約指輪のカラット比較

最後に、予算感や相場というのは宝石店やブランド毎に販売価格は自由であり開きがあるため、より正確な実物としての判断がしやすいよう、主役のダイヤモンドのカラット相場でご紹介したいと思います。

年収別におすすめな婚約指輪のダイヤモンドのカラット相場は下記の通りです。一つの判断材料にしてみてください。

年収帯婚約指輪のおすすめカラット
年収300万円未満ファッションタイプ〜0.3カラット
年収300万円〜400万円0.3カラット
年収400万円〜500万円0.3カラット〜0.5カラット
年収500万円〜600万円0.5カラット
年収600万円〜700万円0.5カラット
年収700万円〜800万円0.5カラット〜0.7カラット
年収800万円〜900万円0.5カラット〜0.7カラット
年収900万円〜1000万円0.7カラット〜1カラット
年収1000万円〜1カラットオーバー

年収毎におすすめな婚約指輪ダイヤモンドカラットリスト

EIKAのファッションリング


ファッションタイプとは、写真のように鑑定書クラスの宝石ではなく、メレダイヤ(小さい造形用のダイヤモンド)を使用したファッションジュエリーとしての指輪などを指します。

婚約指輪のダイヤモンドカラット比較

年収も異なれば、婚約指輪の予算も相場も必然と変わります。

しかし大切なのは自分にとって、相手にとって最適な予算やクラスは何か。という軸で検討することです。あくまで相場などは目安、判断基準の一つの材料として活用するようにしましょう。

何が最適かはひとそれぞれの価値観や考え方、相手の求めている理想像などによってもかわってくるからです。

婚約指輪のデザイン選び
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KURO
1983年神戸生まれ東京育ち。クリエイティブディレクター、実業家、キャンパー。「生活必需より人生必需」をモットーに、一度きりの人生をより豊かに華やかに吟味するライフスタイルを追求。完全made in Japanなジュエリーブランドを創業し、総監督して2021年で10周年。提供するもの、関わる人たちを引き立てる優れた背景になりたいという想いから、「KURO(全てを引き立てる黒い背景)」を名乗り、華やかな人生、ライフスタイルは何かを追求し続けています。様々なD2C系事業やブランドのプランニングや立ち上げのサポート、コンサルティングも精力的にサポートしています。お問い合わせはインスタグラムDMよりお願いします。
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