婚約指輪は憧れの指輪ですが、特に婚約指輪に憧れている彼女に喜ばれるブランドやデザイン、カラットの選び方やおすすめ婚約指輪をご紹介します。憧れを叶えましょう。
目次・CONTENTS
憧れを叶えるのが、婚約指輪
婚約指輪は、結婚指輪のようにマストアイテムではありません。
正確には結婚指輪も絶対に作らなくてはいけないものではないのですが、結婚指輪はペアリングとしてほぼマストアイテムなリングといえます。
しかし婚約指輪は全く別です。婚約指輪は婚約記念品であり、プロポーズなど婚約シーンにおける至高のギフトだからです。
結婚指輪は誓約の証としてのマストアイテムな指輪ですが、婚約指輪は女性にとって憧れの指輪であり憧れのジュエリーなのです。
ですから、婚約指輪選びは憧れを叶えることが大前提となります。
憧れを叶えるからこそ婚約指輪であり、憧れを叶えてこそ最高の婚約指輪としての価値を得ることができるわけです。
これから婚約指輪を選んだり、プロポーズなどで検討されているなら、必ず憧れを叶えるという目的で選ぶようにしましょう。
婚約指輪は、彼女の憧れ以上を叶えよう
婚約指輪そのものに対する憧れは前提でもあります。
婚約指輪を贈るだけでも、彼女にとっては憧れだった婚約指輪という物を叶えること自体はできるでしょう。
しかしそれではまだ憧れの婚約指輪を叶えたことにはなりません。どういうことかというと、婚約指輪そのものに対する憧れと、実際に婚約指輪のデザインやその物の実質的価値における憧れはまた別の軸の話になるからです。
彼女は婚約指輪に憧れているのだから、婚約指輪をなんであっても贈ることに価値があり、それで憧れを叶えられるという考え方は間違ってはいませんが、大切なのは彼女の憧れを超えて、こんな指輪を叶えられたという実際の指輪に対する憧れ意識をもっていただくことです。
とりあえず憧れの婚約指輪という物を叶えるだけでは、贈った時がピークになってしまいます。
しかし憧れの婚約指輪を超えて、実際に手にした時に彼女の憧れを超えていく指輪を叶えてあげれば、指輪と付き合っていく今後がさらに素晴らしいものとなります。
要はただ婚約指輪を叶えようということではなく、実際に指輪を手にした後も憧れの対象とされるような婚約指輪を叶えましょうということです。
この点、当然なようで意外と盲点。なんとなく憧れなのだからと婚約指輪を選んでしまうと、その時は喜んでもらえても、後々にこんな指輪がよかった。というような流れになりやすいのです。
婚約指輪に対する憧れ意識が強い彼女ほどこの傾向が強くなるため、婚約指輪はただ選ぶのではなく、プレゼントしたあともずっと彼女が憧れの対象として愛でてくれる指輪を選ぶことが大切です。
憧れを叶える婚約指輪の選択ポイント
憧れの婚約指輪を叶える上で大切なのは、下記2つの婚約指輪選びポイントをおさえておくことです。
- 主役ダイヤモンドのカラット
- 婚約指輪デザインの贅沢さ
婚約指輪は主役ダイヤモンドと、枠のデザイン(指輪本体のデザイン)という2つの要素で成立していますから、必然とこれら2つのポイントについて憧れを叶えられるようなもので選べば良いことになります。それぞれ詳しく憧れの対象を軸としてご紹介しましょう。
1. 主役ダイヤモンドのカラット
婚約指輪の印象を最も大きく決めるのが、主役ダイヤモンドのカラット(大きさ)です。
婚約指輪における平均的なカラットは0.3カラット。ですが、これは主張性が得られるカラットのかげんクラスなのは意外と盲点だと思います。正直に言ってしまうと、0.3カラット未満は論外です。
普通のカラットが0.3カラットですから、憧れを叶えるのであれば0.3カラットを上回るカラットで選びましょう。もらった当初は0.3カラットでもダイヤモンドの指輪自体が新鮮なので十分に感じやすいですが、それはあくまで初見の話なのです。
実際に0.3カラットだと将来的に小さく感じられる方がほとんどなのが現実です。
憧れという軸で検討するなら、0.5カラット以上のダイヤモンドをまとった婚約指輪で選ぶ必要性があります。欧米などになると0.7カラットや1カラット以上が人気です。
0.5カラットはどんなデザインとのバランスもよく、単体でも主張性がしっかりとありますが、大きすぎずな範疇となります。憧れの大きさを叶えるなら、思い切って1カラットオーバーがおすすめとなります。
時々ご相談を受けていて、大きすぎるのではないか??というご相談がありますが、婚約指輪は見せるジュエリー。大きくてマイナスになることは基本的にありません。
また指が細いと大きなカラットが似合わないのでは??というご質問もいただきますが、そんなことはありません。指が細いとよりダイヤが際立って見えるので、大きいことのメリットが高まります。
むしろご年齢を重ねられていくと、より大きなダイヤモンドカラットをまとったジュエリーがお似合いになっていきますから、カラットは大きいほど良いです。
予算感は1カラット以下であれば0.1カラットごとに10万円あたりが相場です。予算が許される限り、大きなカラットを選択するようにしましょう。
- 憧れを叶えるなら0.5カラット以上
- 予算が許されるなら1カラット以上
- 彼女に憧れのカラットがあるならそれ以上を叶える
2. 婚約指輪デザインの贅沢さ
続いて婚約指輪のデザイン。こちらもダイヤのカラットと同様に最重要です。
主役ダイヤもデザインによってその見た目が大きく影響されますし、指輪全体の印象も結局はデザインで決まっていきます。
婚約指輪には無数のデザインがありますが、実はちゃんとデザインの種類があります。
主役ダイヤだけをシンプルにセットしたソリテール(ソリティア)タイプ。
曲線を描くシンプルなウェーブタイプの婚約指輪。
これらシンプルな婚約指輪も人気ではあります。しかし憧れを叶えるなら、ここからの2つの婚約指輪デザイン種類が対象となります。
サイドストーンタイプの婚約指輪。
主役ダイヤの脇に脇石と呼ばれる小さめのダイヤモンドを追加でセットした贅沢なデザイン属性の一種です。サイドストーンがセットされることで、デザインの贅沢さも輝きも、より素晴らしいものとなります。国内外でも憧れの婚約指輪デザインとして人気な種類です。
脇石のダイヤがあることで比較対象が生まれるため、主役のダイヤもより際立ってみせることができます。憧れの婚約指輪を叶えるなら、まずはこのサイドストーンから検討されると良いでしょう。
エタニティタイプの婚約指輪。憧れの婚約指輪とはいえばエタニティです。王道かつ最もおすすめで憧れの強い婚約指輪デザイン種類といえるでしょう。
エタニティリングとは写真の通り、リング全体にダイヤモンドを敷き詰めた永遠に輝きが連なっている贅沢さを極めたデザイン種です。
元はリング全周にセットされていましたが、現在は半周までセットするハーフエタニティが主流です。理由はサイズ直しができるから。全周をフルエタニティ(フルエタ)と呼び、半周をハーフエタニティと呼んで区別しています。
憧れの対象となるデザインであることにもはや説明不要なデザインですが、サイドストーンは主役ダイヤが際立つのに対して、エタニティはリング全体でダイヤモンドの輝きとなるため、このあたりは好みで選ぶと良いでしょう。
1カラット以上ならシンプルデザインも良い
憧れの婚約指輪デザインなら、サイドストーン系やエタニティ系ですが、主役ダイヤが1カラット以上の場合なら、デザインがシンプルでもダイヤの主張性が素晴らしいので、憧れの対象となります。
センターダイヤが1カラット以上だからこそ、敢えてデザインはシンプルなソリテールやウェーブ系で選ぶという方法もおすすめ。シンプル好きな彼女の憧れを叶える場合にも有用性が高いです。
1カラット未満であればサイドストーンやエタニティ系に絞って選ぶと憧れを叶えやすいでしょう。
控え目なデザインは考えなくていい。憧れを優先しよう
せっかくの婚約指輪選びなのに、控えめに選んでしまう方は少なくありません。
「普段使いできなくなるのでは??」
「目立ちすぎるのでは??」
そんなことを考えてしまう方もいらっしゃいますが、考えなくて大丈夫です。ジュエリーってみせるためのもの。見るだけでワクワクするためにあるものです。
ジュエリーくらい周りの視線を気にせず、いつ使えるかなんて気にせず、憧れを感じるものに真っ直ぐであるべきです。そうでなくては婚約指輪などのジュエリーを持つ意味もメリットも半減してしまいます。もったいないです。
普段使いなら、ファッションアクセサリーの役割です。婚約指輪の役割ではありません。
使用頻度=婚約指輪の価値ではないのです。
余計なためらいはなくして、とにかくワクワクする、憧れを叶える婚約指輪選びに専念しましょう。
それではじめて婚約指輪の素晴らしい価値も、素晴らしい体験も手にすることができます。
デザインはリメイクで安く変えられる
ちなみに婚約指輪のデザインは選んだら1度きりではありません。貴金属と宝石で成立しているジュエリーは全てリメイク(リフォーム)することができるからです。
意外とこの点をご存知でない方が多いのですが、ジュエリーの素材であるプラチナやゴールドなどの貴金属は何度だって再精錬して新しい素材にすることができますし、ダイヤなどの宝石は劣化しませんから、何度も利用可能です。(中古という概念もありません)
まずは憧れをとことん叶えていきましょう。将来的にデザインに飽きたり、シンプルに変えたいなと思ったらその時はリメイクすれば良いのです。素材がある状態なので、数万円で叶えることができます。もちろんさらに贅沢なデザインにすることもできますよ。
憧れをとことん叶えてこそ、素晴らしい婚約指輪となります。
臆することなく、憧れをとことん叶えた婚約指輪を手にしてくださいね。