婚約指輪とは高級品で特別だからこそ意味と価値のあるものであり、婚約記念品として選ばれてきています。安くていいとなってしまうと、そもそも婚約指輪でなくていいとなってしまうので正しく選びましょう。
婚約指輪は安くないからいい。が正しい解釈
婚約指輪は安いもので済まそう。婚約指輪は安くていい。という目的は誤った方向性になりやすいので注意が必要です。
なるべく安く済むならその方が良いのではないか。という考えは理解できますし、より賢く買い物をするにあたっては良い考え方だと思います。そしてこれはどの商品や購買活動にも当てはまるものではありません。
特に婚約指輪はまさにそれが当てはまらない代表的なものです。
理由は当然で、婚約指輪って高いから、高級品だからいい商品だからです。当然ではあります、婚約指輪は価値の高いジュエリーですので、高いです。
でも高いからこそ憧れますし、購入することがエキサイティングであり、そして商品は高いからこそずっと保有し続ける価値とその要件を満たしてくれます。
婚約指輪が安いものだったら。そもそも誰も憧れないですし、生活必需品でもないので、意味も価値もなくなってしまいますよね。
例えばブランド物のバッグや財布などが人気なのは、高いからですよね。高級車も同じです。高いからこそ憧れますし、理想も生まれます。基本的に高いというのは、投資価値としても高いものとなるからです。
もし婚約指輪を安くていいという方向性で前提的に選んでしまうと、本来そこにあった目的や叶えたいことから離れていってしまうことになり得るので、注意が必要です。
もちろん高ければ高いほどいいということではありません。
ただ安くていい。という方向で選んでしまうと、本来得られるはずだったもの、得たかったもの、叶えたかったものをお金を使って手放すことになってしまう可能性が高まるので、婚約指輪は高いものだからより楽しく、より賢く、よりずっと愛情をもって付き合い続けるもので選ぼう。という目的意識で選んだ方が良いという話です。
安くていいのなら、婚約指輪じゃなくていいとなる
もし婚約指輪がより安くて、安い方がいいということになってしまうと、前提に矛盾が生じてしまいます。
婚約指輪がより安くていいのなら、婚約指輪じゃなくていいとなってしまうからです。
婚約指輪は婚約記念品です。イメージされやすいプロポーズの時に渡すプレゼントではありません。婚約した証として贈る記念品であり、色々な人に披露され、身につけて楽しみ、生涯女性の優秀な装飾品としてのパートナーとなっていくのが、婚約指輪というジュエリーです。
相手の両親などにも指輪は披露されますし、周囲もどんな記念品をプレゼントされたのだろう??とよく聞いたり披露することになります。
つまり、婚約記念品ってとても重要で意味のある役割を担っているものなんですね。でも指輪でなくてはいけないルールなんてどこにもないですし、誰も決めていません。
それでも婚約指輪という選択肢が常に人気で世界中で長い歴史の中で支持され続けているのは、婚約指輪がちゃんとした高級品であり、その価値が恒久的であり、身につけても保有していても意味と活用性をもたらしてくれ、さらに小さいアイテムなので保有することの利便性も高い。という理由があります。
これらの点において、指輪やジュエリー以上に優れた選択肢は基本的にないため、婚約記念品は婚約指輪が主流となっています。
安くていいのなら、婚約記念品もルールではないので、割愛してしまった方が良いとなります。婚約指輪が安くていいのなら、そもそも指輪やジュエリーでなくてよくて、記念品はなしで進めようという方向性の方が正しくなってしまいます。そしてその判断は自由なのです。
もしとにかく安く済ませたい、婚約指輪はなくてもいいのに。というような場合であれば、そもそも婚約記念品を叶えないという選択肢で検討された方がベターです。
相場より安くても良いもの。という方向性であれば大丈夫
婚約指輪は安くていい、より安くという方向性は前提から矛盾が生じてしまうので、注意が必要ですが、相場やもともと想定していたイメージの予算感などよりも安くてさらに良いものを。という方向性であれば、大丈夫です。それどころか素晴らしい方向性だと思います。
安物にこだわる意味は婚約指輪にはないですが、費用対効果に関しては非常に重要です。特に婚約指輪などのジュエリーは同じような価値・品質の物であっても、販売価格には大きな開きが生まれることが多い商品だからです。
ただ高いものを買えばいいというわけではないんですね。
例えば彼女から、「婚約指輪は安くていいからね」と言われた方も少なくないわけですが、このニュアンスも同様です。安物でいいということではなく、無理しなくていいからね。という意味であることがほとんどです。
仮に全国的に平均的である0.3カラットのプラチナダイヤモンドリングの婚約指輪を検討していたとします。理由は平均的で相場だから。
同じ商品でも、世界的な高級ブランド(ラグジュアリーブランド)で購入すれば50万円を超えていくでしょう。しかし国内ブランドやブライダルリング専門店であれば、20万円台から購入することができます。どちらも品質などに開きはない条件でも同様です。
平均的な婚約指輪と呼べる商品は欲しい(0.3カラット以上で鑑定書の付いたプラチナやゴールドの婚約指輪)けれど無理をして高級ブランドなどで買わなくていいよ。というニュアンスであることが多いですね。
また費用対効果は特にダイヤモンドやプラチナで成立する婚約指輪については素材のクラスの規格が決まってしまっているため、費用対効果はむしろ率先して考えるべき大切な要素です。
同じ予算なら、より高いクラスのダイヤをまとった指輪を選べた方がいいに決まっていますからね。
ぜひ婚約指輪は安くてもいい。ということではなく、費用対効果高くより嬉しい素晴らしい、自分たちに最適な指輪を選ぶ。という方向性で検討し、素晴らしい指輪を叶えてください。