婚約指輪なしで結婚指輪だけという選択肢は、実はデメリットの方が大きいです。婚約指輪なしよりもあった方がメリットだらけな理由、メリットのある選び方を解説します。
婚約指輪はなしでもルール違反ではない
婚約指輪はルール的に贈らなくてはならないものではありません。法律に婚約指輪の必要性は当然書かれていませんし、婚約指輪を絶対に贈らなくてはならないという社会的なルールもありません。
婚約指輪がなくても婚約はできますし、結婚もできます。しかしこれは結婚指輪も一緒です。結婚指輪がなくても結婚はできますし、入籍もできます。日々の生活に支障が出ることもありません。
もっと言ってしまうと、結婚や入籍ですらルールではありません。結婚や入籍をするならそこには法律がありますが、結婚しなくても入籍をしなくても一緒に暮らしていくこともできますし、生涯添い遂げることもできます。
さらにもっと言ってしまうと、恋愛もルールではありません。愛もルールではありません。誰かを好きにならなくても、誰かと恋人にならなくても、誰かを愛さなくても、生きてはいけますし、人生は謳歌することができます。
何が言いたいかというと。ありかなしか。必要性で人生にとって大切なものは判断できないということです。
婚約指輪はなしでもルール違反ではない、結婚指輪も婚約指輪もなしだったとしても素敵な結婚生活はおくることができる。
ではなぜ婚約指輪や結婚指輪があるのか。なぜ結婚式をするのか。必要だからではなく、それはより人生を素敵にするためなのです。より人生を、二人での今後を華やかに素敵に豊かに味わい、歩んでいくために、多くの人の人生を重ねていって、開発された方法なのです。
よく指輪の必要性や、結婚の必要性という必要性についての議論が行われたりしますが、僕は必要性という観点で全てを判断しようとすることそのものが間違っていると思っています。
もちろんルールではないので、より素敵にするために別の方法があればそれを積極的に取り入れるべきという前提なのです。
ただ大切なのは、人生は必要性で考えるのではなく、より素敵にするために。という考えで選択していくべきという視点だと思うのです。
婚約指輪も結婚指輪もあった方が良いに決まってる
前提として、婚約指輪も結婚指輪もあった方が良いに決まっています。
婚約指輪は愛の告白。結婚指輪は愛の誓約を表現するために生まれたアイテムです。
人の気持ちは知ることができても、理解はできても、実際に触れて感じることはできません。実体のある物があることで、触れ、感じ、より新鮮にその気持ちを保存し続け、いつでも触れることができるのです。
そんな役割を担うのが、婚約指輪と結婚指輪なのです。どちらもあった方がより素敵に、よりよい状況になるのは間違いありません。そしてそれは相手にとってだけではなく、二人にとってです。
婚約指輪を見る時と。結婚指輪を見る時では、別の思い出を回想することになります。別の感情も感じるでしょう。どちらかではなく、どちらもあることで、より広く深く二人の物語を紡いでいくことができるのです。
婚約指輪なしで結婚指輪だけ。もちろんその選択肢も選べます。逆に婚約指輪だけで、結婚指輪なしも選べます。
しかし指輪というもので二人の想いを可視化するという選択肢を選ぶのなら、婚約指輪も結婚指輪もどちらもあることが最上の選択肢なのです。
婚約指輪なしと考えるのは先入観が多い
婚約指輪はなしでいいのではないか。そう考えられる方のほとんどが婚約指輪および婚約記念品の選び方の前提が先入観にとらわれているケースです。だから婚約指輪はなしでも良い??とか必要性の議論になってしまうのです。
しかし正しい選び方、つまりは最適な選び方をすれば、婚約指輪は買いたくなるものですし、あった方がいいよね、よりワクワクするよねとなることがほとんどです。
ではなぜそうでないケースが生まれてしまうのか。その主な理由は下記の通りです。
- 結婚指輪と目的を混同してしまってる
- 予算ばかりに目がいってしまっている
- 指輪でプロポーズが面倒だったりリスクに感じている
- 彼女からいらないと言われてしまった
- 結婚後に使わなくなると思い込んでいる
- 毎日使わないのに意味がないのではと思い込んでいる
上記全てが誤った認識です。実際には、
- 婚約指輪はプレゼントであり記念品である
- 指輪でなくてもいいがジュエリーだから優秀
- 婚約指輪は高級だがコスパも良い
- プレゼントなので必要性を問われれば女性はいらないと答える
- 結婚後もどんどん使っていける
- 毎日使う前提のものではなく、毎日の活用で価値が上がるものでもない
です。結婚指輪はあくまで二人のペアリング。プレゼントではありません。婚約指輪はプレゼントです。クリスマスにプレゼントがいらないとは基本的にならないですよね。あるほど素晴らしい思い出になります。
また婚約記念品は婚約指輪でなくてもいいが、婚約指輪を含むジュエリーは小さくずっと劣化せずに保有できて、なおかつ価値を失わないものなので、非常に優秀な選択肢なのです。正直ジュエリー以外にこれを担えるものはないと思います。
それに婚約指輪はジュエリーなので高級で値段も高いですが、価値がしっかりとあってずっと劣化しないで保有し続けられるので、コスパも良いです。他のものだと経年劣化したり、価値は保有できませんよね。
彼女からいらないと言われたから婚約指輪はなしでもいい。となってしまうのであれば、クリスマスプレゼントいる??と聞いていらないと答えられた時にも贈らないのと一緒です。言葉通りにすることで残念な気持ちになってしまうこともあるのです。
よく誤解されていますが、婚約指輪は結婚指輪より重宝しますよ。しっかりとしたジュエリーとしての指輪である婚約指輪は、しっかりとした時計のようなもの。一つもっておくと非常に便利ですし、価値があります。使っていける機会はどんどんあります。そしてそれは毎日である必要はありません。しっかりとした時計を毎日身につけないですよね。
婚約指輪なしを選んでしまうのは、これらのように先入観による誤った解釈であることが多いのです。
指輪の贈り方で全ては素晴らしいものになる
婚約指輪は贈り方次第です。贈る方法によって、その素晴らしさは大きく左右されてしまうことはあまり多くの方が知らない事実かもしれません。
多くの方が婚約指輪はプロポーズと共にという方法を思い浮かべると思うのですが、そもそもそこに元凶があります。
いざ検討すれば、サイズにデザインと不確定要素があまりにも多く、数十万円もの相場がするものなのに楽しくなくなってしまうんですよね。ならば指輪なしでいいか・・・となってしまうのも無理がありません。
しかしこれは間違った方向です。
なぜなら、婚約指輪なしで結婚指輪のみは基本的にデメリットだらけですが、指輪なしでプロポーズはむしろ最高の方法なのです。
贈り方を指輪からではなく、その主役素材であるダイヤモンドからにしてください。そうすることで全てが素晴らしいものとなります。
素材から贈るので、サイズもデザインも悩む必要性から解放されます。楽しくなります。堂々とプレゼントできるようになります。
さらにそのダイヤから後で理想のデザインを叶えようという極上のプロポーズプレゼンテーションをすることができます。彼女も感動します。二人ともハッピーです。
さらにさらに。ダイヤからオーダーするので、指輪だけでなくネックレスなど好きな形を最適な形を必ず叶えることができます。最適化されたジュエリーなので、今後もどんどん愛用していけます。
そしてダイヤから贈られているので、完成後も新しい形へと気持ちよくリメイクしていくこともできちゃいます。ずっと楽しいです。
これをダイヤモンドプロポーズと呼びます。
もし指輪なしでと考えられている場合には、ぜひあることでより素敵にしていく方向性で検討されることを強くおすすめします。
方法や物とはいかに活用するか。それらがいかに活用するに値するものかが大切ですが、婚約指輪などのジュエリーは人が長い歴史の中で培い、精査されてきた象徴的なものでもあるので、ぜひ存分に最適な形で活用していただけたら幸いです。