二人に最適な婚約指輪や結婚指輪ブランドの選び方とおすすめブランド

宝石店で婚約指輪を試着するカップル

婚約指輪や結婚指輪ブランド選びはジュエリーブランド選び。ブランドは国内外に無数に存在します。大切なのは自分たちにとって最適なブランドを選ぶこと。婚約指輪ブランドの選び方やおすすめなブランドを紹介します。

婚約指輪や結婚指輪のブランドとはジュエリーブランドのこと

宝石店にディスプレイされているジュエリーたち

そもそも婚約指輪に限定したブランドという概念はなく、婚約指輪や結婚指輪のブランド=ジュエリーのブランドです。

婚約指輪や結婚指輪は、ジュエリーの中にある商品カテゴリーの一つ。国内外のジュエリーブランドにおいては共通して、商品等の中にカテゴリーとして「ウェディング」や「ブライダル」というコーナーを設けており、その中に属する商品が、婚約指輪と結婚指輪です。

ジュエリーというのはアクセサリー(装飾品)の中にある1つのカテゴリーで、貴金属と宝石でできたものがジュエリーです。婚約指輪や結婚指輪もジュエリーですから、貴金属と宝石でできています。(正確に言うと結婚指輪は宝石がない貴金属だけのものもあります)

そしてジュエリーブランドには下記のような種類のブランドが存在します。

ジュエリーブランドの基本種類
  1. ラグジュアリーブランド(世界的なハイブランド・高級ジュエリーブランド)
  2. 総合ジュエリーブランド(一般的なジュエリーブランド)
  3. ブライダルジュエリー専門ブランド(ウェディングジュエリー特化ブランド)
  4. ファッションアクセサリーブランド(廉価なファッションジュエリー特化ブランド)

ジュエリーブランドといっても無数にあり、それぞれ目的が異なるブランドがたくさんあり、色々な種類のジュエリーブランドが存在します。

ラグジュアリーブランド(ハイブランド・高級ジュエリーブランド)

高級ジュエリーブランド

誰もが知る世界的な高級ブランドの事です。ハイブランドとも呼びます。世界的な高級ジュエリーブランドも当然婚約指輪や結婚指輪を販売しています。当然ですが、金額は超高価です。

具体的に婚約指輪や結婚指輪を提供している有名ブランドだと、下記のようなブランドが主要です。
この領域は欧米ブランドがほぼ全てですね。(それぞれリンクも貼ってあります)

ちなみに同じクラスの宝石、同じ貴金属のクオリティ、同じようなデザインでも、上記ブランド名がつくだけで価格は倍以上になることが通常です。いわゆるより大金を支払うことで、そのブランドの顧客となることの価値を高めているブランドだからです。

総合ジュエリーブランド(一般的なジュエリーブランド)

ジュエリーブランドEIKAの婚約指輪

要は世界的な誰もが知っているジュエリーブランド以外のことで、最もたくさんのブランドが存在するカテゴリーです。総合ジュエリーブランドという言い方はなくて、ジュエリーブランドですが、敢えて総合といっているのは、ファッションジュエリー(普段使い用のジュエリー)から婚約指輪や結婚指輪などのブライダルジュエリーまで総合的に展開しているブランドとして定義したかったからです。

なぜなら、ジュエリーブランドといっても婚約指輪や結婚指輪を展開していないブランドが多いからです。国内外には無数のジュエリーブランドがいて、それぞれにコンセプトが異なり多種多様なブランドが存在します。

ブライダル専門(婚約指輪や結婚指輪専門)のブランドだとファッションジュエリーをそもそも展開していなかったり、展開していてもファッションに強いブランドからすると物足りなさを感じるコレクションが多かったりしますが、一般的な総合ジュエリーブランドには、さまざまな選択肢が用意されているため、基本的な選択肢となっています。(それぞれリンクも貼ってあります)

上記のようなブランドは、多種多様な洗練されたファッションジュエリーはもちろん、婚約指輪や結婚指輪、ハイジュエリーに至るまでコレクションを展開しています。

ファッションジュエリーなどデザイン性が非常に重要な商品をメインに展開しているため、婚約指輪や結婚指輪などもそれぞれのブランドテーマやインスピレーションをふんだんに取り込んだコレクションで展開されていることが多く、まさにそのブランドならではの感性のつまった婚約指輪や結婚指輪を叶えることができます。

また婚約指輪や結婚指輪だけでなく、そのブランドのファッションジュエリーと合わせて今後も楽しんだりと、コレクション同士の相性も非常に良い形で叶えることができます。

値段や価格については各ブランドによって大きく考え方も異なるため、それぞれのブランドによって価格にはかなりばらつきがあります。ただしラグジュアリーブランド以上になることは滅多にありません。費用対効果にも優れているといえるでしょう。

ブライダルジュエリー専門ブランド(婚約指輪結婚指輪専門ブランド)

婚約指輪と結婚指輪の刻印

ブライダルジュエリー専門ブランドとは、婚約指輪や結婚指輪に特化して展開するジュエリーブランドのこと。つまり婚約指輪と結婚指輪だけを扱っているブランドです。付随してファッションジュエリーも展開していることもありますが、あくまでオマケ的で、婚約指輪や結婚指輪に特化しています。

なぜ特化しているのかというと、婚約や結婚というシーンターゲットに限定した販売戦略をたてて展開しているから。ジュエリーの中でも婚約や結婚シーンにだけは専用の指輪という商品が普及しているため、そこに特化して展開しようというものです。

ファッションジュエリーなどだとブランディングに時間もお金もかけて投資していかなくてはいけません(生活必需品ではないので、ファンを作らないといけない)が、婚約指輪や結婚指輪であれば婚約や結婚をすると必需品となるため、マーケティングがしやすいという利点があります。またユーザーからしても、婚約指輪や結婚指輪に特化していることで分かりやすさが生まれるというメリットも。

特化しているため、通常ジュエリーブランドではありえない値引きサービスが存在したり、婚約指輪や結婚指輪を比較的安価に購入することができたりします。

ファッションアクセサリー専門ブランド

ファッションアクセサリーブランド

ファッションアクセサリー専門ブランドは、そもそもジュエリーではないもの(貴金属でも宝石でもない素材で成立している普通のアクセサリー)をジュエリーという定義で販売していたり、そもそもジュエリーではないファッションアクセサリーブランドとして展開しているブランドのことです。

最近は見た目がジュエリーぽいと全部ジュエリーという定義で販売してしまっているケースがありますが、ジュエリーはあくまで宝石と貴金属で成立しているものでないと意味がないので、ジュエリーではありません。

素材も貴金属でないものや宝石もジルコニアなどの人工石をメインに扱っているため、数千円あたりの単価で安価にファッションアクセサリーを入手できるブランドです。そのため、婚約指輪や結婚指輪などのしっかりとしたジュエリーは展開していません。あくまで普段使いでどんどん新しいものへと変えていくアクセサリーをメインとしてブランドのことですので、婚約指輪や結婚指輪からは選択肢が外れます。

最適な婚約&結婚指輪ブランド選びは、方向性を決めることから

宝石店で婚約指輪を試着するカップル

婚約指輪や結婚指輪のブランド定義を理解したところで、次に大切なのは自分にとって彼女にとって二人にとってどんなブランドが最適で良い方向性なのかを決めることです。

とりあえず色々な宝石店やジュエリーブランドショップに行っても、数が多すぎてきりがありませんし、選択肢を無駄に広げると、理想の婚約指輪や結婚指輪を叶えることが難しいもしくは後から後悔してしまうことにつながります。

事前に自分たちの方向性を決め、その方向性に適した婚約指輪や結婚指輪を扱うブランドカテゴリーのところのみに絞って検討することが最良の流れです。そのためにも、下記の流れでブランドを選んでいきましょう。

婚約指輪や結婚指輪ブランド選びの流れ
  1. 婚約指輪と結婚指輪について大体の予算感を決める
  2. 予算にはまるブランド候補に絞る
  3. デザインの方向性を決める
  4. お店にいって、オンラインストアで決める

1. 大体の予算感を決める

まずなんといっても、婚約指輪および結婚指輪、もしくは両方の予算感を決めることから始めましょう。ジュエリーは高級品であり、ブランドによって価格帯が本当に広いです。

ここがいいなと思っても、予算が全然足りないブランドだったり。予算に対して安価すぎるブランドだったりしてしまうと本末転倒ですし、余計な時間を割いてしまうことになり、効率が悪いです。

まずは予算感を検討して、ある程度決めておきましょう。大体で良いです。

例えば、婚約指輪の平均相場は約30万円〜50万円あたりがホットゾーン。ハイクラスとなると100万円〜。超ハイクラスとなると、1000万円〜が相場です。

また結婚指輪の相場は、2つの指輪がセットで20万円〜30万円の間あたり。婚約指輪は宝石のクラスでいくらでも価格が変わってしまいますが、結婚指輪はシンプルな貴金属メインのペアリングなので、そんなに価格帯は広くありません。(ただ高級ブランドになると倍以上でしょうか)

つまり婚約指輪と結婚指輪のセットで、平均的な予算は50万円〜といったところです。

2. 予算にはまるブランドに絞る

ある程度婚約指輪と結婚指輪合計の予算感が決まったら、予算にはまるブランド種類に絞りましょう。目安は下記です。

予算(婚約指輪&結婚指輪)ごとのブランド種類目安
  1. 500万円以上:ラグジュアリーブランド
  2. 100万円以上:ラグジュアリーブランドもしくは一般ジュエリーブランド
  3. 50万円以上:一般ジュエリーブランド、ブライダルジュエリー専門店
  4. 30万円以上:廉価を売りにしたブライダルジュエリー専門店
  5. 30万円未満:婚約指輪を選択肢から削る

基本的に世界的に有名な高級ジュエリーブランドから選ぶ場合には、婚約指輪と結婚指輪の合計予算が500万円以上出せる場合におすすめです。もちろん100万円以上からでも入手はできますが、高級ジュエリーブランドの中では最下位に属するコレクション等のため、正直費用対効果が悪いです。高いお金を出してそのブランドの低いランクの商品を購入することになるからです。

言わずもがなですが、高級ジュエリーブランドとは超富裕層を相手にしたブランド。中途半端な予算で購入するメリットはあまりないのです。

下記の記事でも書いていますが、ジュエリーは特殊でどのブランドでも同じ素材を扱うことができますし、宝石そのものがブランドなので、よほどの予算がない限りは、除外した方が良いです。

ダイヤモンドをセレクションしている光景

平均相場や予算となる婚約指輪で30万円以上予算が可能な場合は、一般的なジュエリーブランド、もしくは婚約指輪や結婚指輪に特化したブライダルジュエリー専門店が基本的な選択肢となります。

逆に30万円以下であれば、無理に婚約指輪を購入しない。という選択肢も生まれます。

3. デザインの方向性を決める

婚約指輪のデザイン選び

予算を決め、ある程度ブランドの候補を絞ったら、次はデザインの方向性を決めておきましょう。お店に行く前にある程度絞っておくことが、ポイントです。

ジュエリーブランドにはさまざまなコレクションがおいてあって、婚約指輪や結婚指輪も多種多様なコレクションが販売されています。方向性を決めずにいくと、ただ悩んで終わってしまいやすいです。そうなると、理想がずれていってしまって、かえって理想の婚約指輪や結婚指輪が選びづらくなってしまいがちです。

今は各ブランドのオンラインストアを見れば、全ての婚約指輪や結婚指輪の商品詳細を見ることができます。そもそもオンラインで購入することも可能で、その母数は年々増えています。このデザインと決めるよりは、どんなデザインの方向性にするのが良いかをざっくり検討しておけば大丈夫ですよ。

婚約指輪のデザイン選び

ここまで整理できたら、実際に婚約指輪や結婚指輪を扱うジュエリーブランドのお店に行きましょう。来店予約をしておくとスムーズです。また今はオンラインストアで全て叶えることもできますので、近くにお店がない場合は積極的に活用しましょう。

EIKAの婚約指輪と結婚指輪無料レンタルサービス
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写真のように自宅で試して検討できる婚約指輪や結婚指輪のサンプルレンタルサービスを無料でやっているブランドも最近は増えているので、活用してみてはいかがでしょうか。

婚約指輪&結婚指輪のブランドは、ジュエリーブランド選び。
ジュエリーブランドのことを理解して、自分たちに最適なブランドを選ぶことが大切です。

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ABOUT US
KURO
1983年神戸生まれ東京育ち。クリエイティブディレクター、実業家、キャンパー。「生活必需より人生必需」をモットーに、一度きりの人生をより豊かに華やかに吟味するライフスタイルを追求。完全made in Japanなジュエリーブランドを創業し、総監督して2021年で10周年。提供するもの、関わる人たちを引き立てる優れた背景になりたいという想いから、「KURO(全てを引き立てる黒い背景)」を名乗り、華やかな人生、ライフスタイルは何かを追求し続けています。様々なD2C系事業やブランドのプランニングや立ち上げのサポート、コンサルティングも精力的にサポートしています。お問い合わせはインスタグラムDMよりお願いします。
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