プロポーズは素敵なイベントですが、彼女がされて嬉しいプロポーズと残念ながら嬉しくないプロポーズがあるのも事実。嬉しいプロポーズと嬉しくないプロポーズの違いや原因、喜んでもらえるサプライズ方法についてご紹介します。
目次・CONTENTS
嬉しいプロポーズと嬉しくないプロポーズの理由
プロポーズをされて彼女が嬉しいと感じる理由。そしてされて嬉しくないプロポーズの理由や違いとはなんでしょうか。基本的には下記に該当するサプライズプロポーズのことを指すと思います。
- 結婚を意識している相手からされるプロポーズ
- 一時の感情ではなく、未来を見据えた姿勢が感じられること
- 自分が彼にとって唯一で必要な存在だと感じられるプロポーズ
- 男らしいストレートなプロポーズ
- 派手さやかけたお金よりも、心を感じるプロポーズ
基本的には上記に該当するプロポーズ、特に1や2は前提的なものなので、特に重要かと思います。上記に該当していない要素が多いプロポーズほど、相手にとって嬉しくないプロポーズをなり得るかと思います。それぞれの項目についても詳しくご紹介しておきましょう。
1. 結婚を意識してくれている相手へのプロポーズかどうか
これはプロポーズする以前の前提的な条件になりますが、どんなにお金をかけて、どんなにロマンチックで凝った演出や場所でサプライズプロポーズをしても、相手が結婚をそもそも意識していない場合には、プロポーズそのものが嬉しくないと感じられてしまう可能性があります。
厳しい現実にはなってしまいますが、恋人なら誰もが結婚を意識するわけではありません。一時の関係で考えていたり、まだ将来的なことは考えていなかったり(まだ結婚を考えていない)、そもそも結婚したいと思っていなかったりさまざまですが、結婚を意識していない、結婚をまだ考えていない相手からプロポーズされても戸惑ってしまいます。
昨今、プロポーズというのはほぼ形式的なもので、お互いに結婚したいという気持ちが共有できている状態でイベント的にプロポーズを行うというケースが非常に多いです。
一昔前と違い、婚前から同棲したりそのレベルで深い関係を築いてから結婚するカップルは年々増えており、結婚の流れが自然に訪れていたり、もうすでにほぼ事実婚状態という方も珍しくはありません。
彼女とすでに結婚について話をしていたり、彼女の結婚に対する意識を明確に認識している場合であれば、プロポーズされれば確実に喜ばれますよね。プロポーズはないかもしれないと感じている女性も多いので。
しかしそうではなく、結婚をそもそも意識していなかったりする場合などであれば、プロポーズはまだしてほしくなかった。といった具合に、嬉しくないプロポーズに陥る可能性があります。
ある程度プロポーズ前に、彼女の結婚に対する意識は知っておくようにしましょう。
2. 一時の感情ではなく未来への想いをしっかりと感じられるプロポーズか
プロポーズは、結婚の提案の場面です。結婚を提案するということは、生涯を共にしていこうという未来の全てへ向けた提案。
そんな重要な提案イベントであるプロポーズが、彼女にとって一時の感情で勢いに感じられてしまったりと未来のことを本当にちゃんと考えているのか疑心暗鬼になってしまえば、確実に嬉しくないプロポーズとなり、むしろ今後が不安になるプロポーズとなってしまいます。
逆にプロポーズをきっかけに、改めて彼の未来に対する想いを強く感じたり、未来に向けての不安がなくなったりすれば、彼女にとって非常に嬉しいプロポーズといえるでしょう。
嬉しくないプロポーズにならないよう、プロポーズは未来へ向けた提案という前提を吟味して、しかりと計画したり、未来に向けた想いをしっかりと表現するようにしましょう。
3. 自分が唯一無二の存在であると感じられるプロポーズ
プロポーズされることは嬉しくても、自分が相手にとって本当に必要な唯一無二の存在であるかについて不安を感じるようなプロポーズになってしまうと、嬉しいプロポーズからは遠ざかってしまいます。
結婚って生涯の唯一無二のパートナーとしてお互いを選ぶということなんですよね。彼のことが大好きで、プロポーズされたことがとても嬉しくても、どこか覚悟を感じないプロポーズ方法であったり、明確な意思表示のないプロポーズなどになってしまうと不安を与えやすいです。
結婚って二人にとって非常に大きな岐路。彼女にとっても結婚したくても、新しいステップというのは不安がつきものです。
嬉しいプロポーズとは、そのプロポーズによって相手が自分の必要性をより感じてもらえるかどうか。嬉しくないプロポーズとは、自分じゃなくても良いのではないか??と感じてしまうプロポーズです。
4. 男らしいストレートで頼りがいのあるプロポーズ
プロポーズは提案ですから、男らしくストレートなプロポーズが喜ばれます。逆に何が言いたいのかわからなかったり、優柔不断で要素の多い言葉や演出になってしまうと、嬉しくないプロポーズに陥りやすいです。
逆の立場で考えれば、これから一生添い遂げようと思える人は、頼れる人ですよね。プロポーズでそれを感じてもらえれば、より喜ばしいプロポーズになるでしょう。
5. 派手さより心を感じるプロポーズ
お金をかけるほど、より凝った派手なサプライズ演出ほど喜ばれるプロポーズということにはなりません。むしろそういった方法ばかりが先行したプロポーズは、嬉しくないプロポーズになりやすい方向性です。
プロポーズは永遠の愛を告白するイベントでもあるわけで、大切なのは相手にいかに気持ちや想いを感じてもらえるかどうか。ただ形にばかり重きを置いたプロポーズと感じられてしまうと、むしろ喜びの感情から離れていきやすいです。
結果として派手だったり、より凝ったサプライズ演出であれば素敵ですが、前提としてはいかに相手に心を素敵に感じてもらえるかを軸にして計画しましょう。
指輪でプロポーズは結果として嬉しくない代表例
また、プロポーズの方法として婚約指輪でサプライズがイメージされやすい方もいらっしゃるかと思いますが、指輪でプロポーズは嬉しくないプロポーズの代表例でもあるので、注意が必要です。
婚約指輪はどんな彼女でももらえれば嬉しいものです。指輪は必要ないと言っていたとしても、もらって嬉しくないわけがありません。
しかしながら、指輪でプロポーズは憧れてはいたりするケースもありますが、嬉しくない方法です。理由は明確で、一生の宝物であり、憧れのダイヤモンドジュエリーでもある婚約指輪は、自分で自分にあった理想のものを選びたいからです。
これをイメージ通りに婚約指輪を用意して喜んでもらおうとサプライズプロポーズすると、その時は指輪もプロポーズもあるので喜んでくれるかもしれませんが、その後結果として嬉しくないプロポーズになってしまう可能性がほぼ100%です。
やっぱりこういうデザインが良かったと確実になるからです。
婚約指輪でプロポーズはあくまでイメージの中に留めておき、指輪以外でプロポーズし、あとから理想の婚約指輪を叶える、彼女にとって最も喜ぶ方法を採用してください。
二人に嬉しいプロポーズをしよう
されて嬉しいプロポーズ。されて嬉しくないプロポーズ。後者になってしまうとお互いによくありません。大切なのは、二人にとって嬉しいプロポーズを計画することです。
結婚は二人三脚で歩むことであり、結婚とはパートナーシップなのです。
相手のことだけを考えすぎず、二人にとって嬉しいという概念を軸にしてプロポーズを検討すれば、まず嬉しくないプロポーズになることは避けることができるでしょう。