婚約指輪は必須アイテムではありません。必要か不要かどうかは人それぞれ異なります。婚約指輪の必要性、必要ないケースなど徹底解説します。
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婚約指輪は記念品だから必要である
前提として、婚約指輪は原則として必要な必須なものであることに触れておこうと思います
しかしルールではありません。例えば結婚にあたって入籍するためには入籍届が必要ですよね。そして入籍届は必要なだけでなく、必須なルールでもあります。入籍届を出さないと入籍することができません。これは法律でルールとして決まっているわけです。
では婚約指輪はどうか。当然ですが法的なルールなど存在しません。婚約指輪を買わなくても贈らなくても婚約はできますし、結婚もできます。
しかし婚約指輪が必要か不要かと判断するなら、まず必要といえるでしょう。
なぜなら婚約指輪は婚約記念品だからです。そして婚約記念品は基本的に必要な品だからです。
婚約記念品とは婚約を記念してプレゼントされる品のこと。出産があれば出産祝い、結婚すればご祝儀があるようなケースと同じです。
イベントには実像のある物が基本セットとなります。物がなくてもイベントを行うことはできますが、記念品となる物があることでそのイベントがより実感に湧くものとなり、今後も物としてその思い出に触れ続けることができるわけです。
スポーツ大会で優勝してもトロフィーや記念品がなかったらと想像してみてください。同じことです。
結婚とは婚約して結婚します。婚約も結婚も段階でありそれぞれがお互いにとって、そして双方の家族にとっても非常に重要なイベントですよね。
そこに記念品が必要か不要か。と聞かれれば、当然必要と判断することになるわけです。
婚約記念品であるという点から考えれば、婚約記念品である婚約指輪は必要という判断になりますね。
婚約指輪である必要性はない
婚約記念品はプロポーズプレゼントと兼ねるにしても必須な記念品であるといえます。しかし婚約記念品が婚約指輪で絶対になくてはならないという必要性はありません。
冒頭の通り、婚約指輪はルールではありません。婚約記念品として選ばれている品というのが正しい認識です。なので指輪以外に最適なものがあればそれを選択しても良いのです。
しかし長い期間選ばれ続けていることにはちゃんと理由や背景があります。無理に指輪でないものを探す必要はないと言えるでしょう。
ではなぜ婚約指輪が婚約記念品として選ばれているのでしょう?主な理由は下記の通りです。
- 憧れのイメージとして確立されている
- 小さく保管に便利で、身に付けて活用できる
- 価値が高く損なわれないため、資産価値として保管するメリットがある
- 素材活用で指輪をリメイクすることができる、ずっと世代を超えて活用できる
実際、婚約指輪は非常に優秀で右に出るものがないと言えるほど素晴らしい婚約記念品です。
確立された憧れのイメージは叶えるだけで相手の夢を叶えたり喜んでもらえます。
また婚約指輪は優れたジュエリー。ジュエリーは小さな作品のため保管に困りません。劣化もしませんし、何よりジュエリーなので身につけてずっと楽しみ続けることができます。そういった商品はなかなかありません。
そして婚約指輪は価値の高い宝石をまとったファインジュエリー。ダイヤモンドなどの宝石もそれらを支えるプラチナやゴールドなどの貴金属も全て世界中で価値を持つ素材です。資産価値として持つメリットが損なわれることはありません。ジュエリーは高額ですが、価値を保管できるので実は費用対効果に優れています。
また婚約指輪をはじめとしたジュエリーは素材活用でリメイクし続けることができますから、デザインに飽きたら新しいデザインにリフォーム(リメイク)できますし、子供たちへ継承していくなど世代を超えて活用することができます。
婚約記念品は婚約指輪である必要性はないですが、婚約指輪は一番優れた婚約記念品であるという事実を理解しておくと良いでしょう。
相手に婚約指輪の必要性を聞いてはいけない
婚約指輪は婚約記念品であり、婚約のプレゼントでもあります。
時々彼女に婚約指輪の必要性を聞いたらいらないと言われたというお話を聞きますが、これは歓迎できません。プレゼントは必要??と聞いているのと同じだからです。
プレゼントというのは気持ちです。婚約に際しての気持ちは必要ないよね??とは誰も聞けませんよね。でも実際は同じ印象になってしまいます。
相手に婚約指輪の必要性を聞いてしまえば、大抵はいらないよ・・と答えてしまうでしょう。逆の立場でも同じだと思います。今度の誕生日プレゼント必要??と聞かれたら、大抵の人はムッとして気持ちだけでいいよ・・・と答えてしまいますよね。
婚約指輪はプレゼントですから、必要性を相手に聞くのはやめましょう。それにもらって喜ばない方はいらっしゃいません。必要かどうかという議論を二人の間で行うべきではないシーンなのです。
指輪というデザインは必須条件ではない
指輪は余りつけない。つけたくない、どう考えても指輪を活用するようなライフスタイルではない。といった場合もあるかもしれません。
実際婚約指輪は指輪である必要性はありません。ネックレスなど他のデザインで選択することもできます。要は、価値の高いずっと持ち続けることに意味の生まれるジュエリーであれば良いのです。
価値の高い宝石をまとっていれば、ネックレスでもブレスレットでもOKです。
ただし余程の理由がない限りは指輪がおすすめです。指輪は指という小さなパーツに身に着けるので目立ちますし、最もワクワクしながら楽しむことができるアクセサリー。婚約後は結婚式など披露する場面や写真で撮影する場面が多いため、指輪形状の方が活用性が高いです。
落ち着いたらネックレスなどにリメイクもできるので、基本は婚約指輪で検討されると良いでしょう。
予算がない場合は絶対必要ではない
結婚に至る際の状況によっては、予算が全くない、予算を出せない。というケースもあるでしょう。
お互いに予算がない、これ以上ないことなどを知っている場合など、婚約指輪などの高価な品を贈ることで逆に怒られてしまうようなケースもあるかもしれません。
そういった特殊なケースの場合には絶対必要というものではないので、とりあえず婚約指輪は今回見送るという選択肢もありでしょう。
もしくはいわゆる婚約指輪ではなく、ファッションジュエリーなど比較的ライトな予算のジュエリーを婚約指輪や婚約記念品として気持ちばかりにプレゼントするという方法も有用性が高いです。
今が時期でないのなら、結婚記念日などに改めてプレゼントしてもサプライズで喜ばれるでしょう。
プロポーズに婚約指輪は不要です
誤解されがちですが、婚約指輪は婚約記念品であってプロポーズプレゼントではありません。
ついサプライズプロポーズで指輪をと先入観が働いてしまいがちですが、サイズもデザインも相手ですら理想がわからない婚約指輪をプロポーズでプレゼントする必要性はゼロに等しいです。むしろ不要です。
必ず指輪ではなく、指輪の主役であるダイヤモンド素材からプレゼントできるダイヤモンドプロポーズなどの方法を選ぶようにしてくださいね。
- 婚約指輪は婚約記念品だから必要
- 婚約記念品としてはジュエリーは最優秀
- 婚約指輪は指輪形状が最も楽しめる
- 予算がない場合などは記念日などへ見送る
- プロポーズでは指輪は不要