プロポーズにかかる基本費用や予算と内訳を知ろう

プロポーズ風景のデッサン

サプライズプロポーズはする人にとってもされる人にとっても特別なイベントであり思い出となります。そんなプロポーズにかかる基本費用や先輩花婿がかけた予算とその内訳についてご紹介します。

プロポーズにかけた合計費用は5万円以下が4割

プロポーズにかけた費用の調査結果
出典:Ringraph 【婚約中・既婚者男女605人に聞きました!「プロポーズ」に関する調査】より

プロポーズにかけた費用を参考にした上記統計データからご紹介すると下記のような形に。

先輩花婿がかけたプロポーズ費用ランキング
  1. 5万円以下:39.4%
  2. 30万円〜40万円以下:25.5%
  3. 10万円〜20万円以下:15.5%
  4. 40万円〜50万円以下:8.4%
  5. 5万円〜10万円以下:6.5%
  6. 50万円〜60万円以下:2.6%
  7. 60万円〜70万円以下:1.4%
  8. 100万円以上:0.6%

先輩花婿たちがプロポーズにかけた費用は、5万円以下が約四割。30万円〜40万円以下が約三割。三番目に10万円〜20万円以下として約二割という結果に。

プロポーズにかけた費用が5万円以下の方と30万円台でかけた方の合計で全体の約七割を占めていることがわかりました。

かけた費用の一番目と二番目の差が激しいのはなぜ?

レストランでサプライズプロポーズ

プロポーズにかけた費用が5万円以下の方と30万円台でかけた方の合計で全体の約七割ですが、一位と二位で非常に大きな価格差があり、大きな違和感を感じますよね。

これには理由がしっかりとあります。それはプロポーズ時に婚約指輪を用意したか、しないかの差だからです。

つまりは、プロポーズの方法によって純粋にプロポーズだけにかけた費用に大きな差が生まれているということ。

婚約指輪は平均予算が約30万円ほどなので、婚約指輪でプロポーズという方法を採用したなら、必然とプロポーズにかかる費用は30万円以上となります。

逆に婚約指輪以外でプロポーズする方法(指輪なしのプロポーズ)を採用したなら、プロポーズの費用は自然と大きく削減されることになります。

つまり指輪でプロポーズしたか。そうでないかの違いであり、指輪の費用が大きいために、よくかけているプロポーズ費用に対して大きな差が生まれているだけです。

プロポーズ後に婚約指輪を手配している人が増えている

宝石店で婚約指輪を試着するカップル

指輪でプロポーズしない=婚約指輪を購入していないわけではありません。現代においても婚約指輪は結婚された方のほとんどが購入しています。

プロポーズと聞くと婚約指輪の箱をパカっと開いてプロポーズしているシーンをイメージしがちですが、実際には指輪のサイズだったりデザインだったりとプロポーズにおいて勝手に選ぶ方法は最適でないため、指輪なしもしくは指輪以外でプロポーズされる方が年々増えているどころか、指輪でプロポーズはしない方法がむしろ基本となっています。

そのためプロポーズ後に婚約指輪は購入するけれど、プロポーズ時に婚約指輪の費用が発生しないため、最多の費用帯が5万円以下となっているわけです。

5万円以下の費用は、プロポーズする日のデート費用や花などの基本手配費用もしくは、自宅などでとりあえずプロポーズするならほとんど費用がかからないという内容です。

プロポーズ〜婚約の合計予算や費用は30万円〜50万円程度が相場

ジュエリーブランドEIKAの婚約指輪

プロポーズは結婚の提案の場面で、プロポーズが成功(お互いが結婚の意思を固める)したら、婚約となります。

プロポーズだけの費用だと上記のような統計になりますが、プロポーズ〜婚約の費用となると相場は30万円〜50万円が圧倒的に多くなります。プロポーズ後に婚約指輪を購入し、婚約指輪の平均予算は30万円〜だからです。

つまりプロポーズも含めた婚約に関する費用というのは、みなさん大体30〜50万円くらいをかけているというのが実際で、一般的です。

宝石店で婚約指輪を試着するカップル

プロポーズにかかる基本費用たち

記念日にプロポーズするカップル

プロポーズの方法は人それぞれで、予算のかけかたも本当に人それぞれです。演出にお金をたくさんかけた超派手なサプライズプロポーズをする方もいらっしゃれば、同棲している自宅で普段通りの生活をしながらプロポーズされる方もいらっしゃいます。後者であれば費用をかけずにプロポーズすることもできますし、前者であれば費用は天井知らずでかけることもできます。

そこで検討のまずは軸となるような、一般的に人気な定番のサプライズプロポーズの場合にかかる基本費用と項目の例をご紹介しておきます。

定番プロポーズの基本費用と内訳
  1. プロポーズの場所費(レストランディナーなど):3万円程度
  2. プロポーズプレゼント費(ダイヤモンドなど):30万円前後
  3. サプライズ演出費用(ケーキ、花束など):1万円程度
  4. 合計費用:30万円〜40万円程度

※プレゼントは指輪ではなく、指輪の主役素材であるダイヤモンドのみ。ダイヤの価格にあとから指輪へオーダーする製作費用も含んでいる。

プロポーズはイベントなので、費用は「場所・物・事」にかかります。つまりプロポーズする場所、プロポーズで渡すプレゼント(婚約記念品)、サプライズな演出費用です。

クリスマスなどと一緒です。クリスマスを素敵に楽しんでもらうなら、クリスマスデートを計画しますよね。クリスマスデートするなら、特別感のあるレストランでディナーしたり(場所)、クリスマスプレゼントは欠かせません。またどのようにプレゼントを用意するかなどの演出をかけたりもします。

プロポーズも一緒で、より素敵な場所、より素敵なプレゼント、より素敵な演出が合わさることで、より素敵なプロポーズとなりますし、より費用をかければより良いプロポーズはしやすくなるといえます。

ただしお金をかけるほど気持ちが伝わるということでもありません。お金をかけすぎて逆に相手が違和感を感じてしまうこともあります。大切なのは、最適な費用で最大限のプロポーズを計画しているかどうかです。

予算がたくさんある場合に優先すべきプロポーズ費用は何?

それぞれの予算的シチュエーション毎に費用に関しておすすめな優先度などもご紹介しておきます。

まずは予算がたくさんある。つまり冒頭の統計データでいくと、50万円以上や100万円以上の費用や予算をプロポーズに無理なくかけられる、かけたいという場合。

一番プロポーズ費用をかける上で優先すべきは、「婚約指輪(プロポーズプレゼント)」の費用です。やはり物はずっと残って活用し続けられるので、費用をかけることでの費用対効果が高い項目です。演出などをいくら派手にお金をかけても、その時がピークですからね。

それに派手にお金をかけたサプライズ演出=心に残るかどうかはイコールではありません。心に残るプロポーズの思い出とは、やはりいかに相手の心に響くかどうかで、心はお金では動かせない部分もあるからです。

しかし婚約指輪などのプロポーズプレゼントに関しては別軸。プロポーズ後も、結婚後も、より素晴らしい婚約指輪というジュエリーがあることで、ずっとプロポーズの思い出を新鮮に感じますし、ずっと活用し続けることができます。

プレゼント以外にも予算をかけたいのなら、場所にかけると良いでしょう。プロポーズを海外旅行などで行ったりすれば、簡単に予算をあげられますし、より素敵な思い出を作ることができます。

プロポーズの費用をなるべく抑えたい場合

結婚に対する意見交換をするカップル

逆にプロポーズの費用をなるべく抑えたい、予算があまり出せないなどの場合の費用の掛け方ですが、かけない方法はいくらでもあります。

家でプロポーズすれば、プロポーズの場所費用はかかりません。最近は家でのプロポーズも人気を集めていますが、これは費用をかけたくないというよりは家の方がリラックスして行えるし、プロポーズが成功したら婚約記念で二人でどこかでお祝いしようと考える方が増えている背景によるものです。

家でプロポーズすれば、場所の費用は浮きますし、家でのプロポーズも素敵に行うことはできます。また派手な演出などに費用をかける必要性はそんなにありません。プロポーズをするということがサプライズに行えていれば、それだけでも演出になるからです。

ただしプロポーズの費用を抑えたい、あまり予算がない場合でも、必ずプレゼントは用意するようにしてください。心や気持ちでいくら伝えても、やはり心や気持ちって見ることができないんですよね。ギフトというのは物というよりは、気持ちの可視化なのです。

プロポーズという特別なシーンは、特別な想いを伝える場所なので、ギフトの重要性が非常に高いです。いくら素敵な言葉を伝えても、プレゼントがないと締まりが生まれません。

できる限りプレゼントには費用をかけるようにされると良いでしょう。

例えば家でプロポーズ、音楽をかけてホームパーティースタイルで行えばほとんど場所と演出には費用がかかりません。最終的に婚約指輪になるダイヤモンドをプロポーズプレゼントとして手配した場合、最低予算は20万円ほどなので、プロポーズ〜婚約の合計費用は20万円台に抑えることができ、十分なプロポーズの要素も満たすことができると思います。

ダイヤモンドをプロポーズで手配して、費用を確定させておこう

EIKAフラワージュエリーのダイヤモンド

プロポーズにかける費用はピンキリですが、婚約全体の費用は大体決まっています。婚約指輪は平均予算でも30万円ほどと高級品ですが、生涯ずっと使い続けられること。そして金銭的価値をずっと失わないことから費用対効果の高い品物でもあるため、非常におすすめで良い選択肢なのは変わりません。

ただプロポーズ後に婚約指輪のデザインを決めるのが基本とはいっても、デザインやダイヤモンドのクラスによって費用が大きく変わってしまうため、どうしても先の費用に関する不安が生まれてしまう方もいらっしゃったり、費用面でお互いに気を遣ってしまうケースも多いです。

プロポーズや婚約指輪用のEIKAのフラワージュエリー
EIKAのダイヤモンドプロポーズ専用フラワージュエリー

そこでお勧めしたい方法ですが、プロポーズプレゼントは婚約指輪の主役となるダイヤモンド素材のみを手配してプレゼントしてください。

婚約指輪の費用のほとんどは主役ダイヤのクラスで決まるため、それを先に決めてプロポーズプレゼントすれば、事前に全体の費用感を決めることができ、彼女の指輪のサイズもデザインも理想のものを確実に叶えることができるため、お互いにメリットが高まります。

指輪選びっていくらになるんだろう??とドキドキするものなのですが、事前にダイヤモンドでプロポーズしておけばそんな不要な不安もなくすことができます。

ダイヤモンドプロポーズに関しては下記記事で詳しく記載していますので、合わせてご参考ください。ダイヤモンドプロポーズの費用は、最終的に指輪のデザインをオーダーする費用とトータルで20万円台〜ちゃんとしたものを十分に叶えられますよ。

プロポーズや婚約指輪用のEIKAのフラワージュエリー
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KURO
1983年神戸生まれ東京育ち。クリエイティブディレクター、実業家、キャンパー。「生活必需より人生必需」をモットーに、一度きりの人生をより豊かに華やかに吟味するライフスタイルを追求。完全made in Japanなジュエリーブランドを創業し、総監督して2021年で10周年。提供するもの、関わる人たちを引き立てる優れた背景になりたいという想いから、「KURO(全てを引き立てる黒い背景)」を名乗り、華やかな人生、ライフスタイルは何かを追求し続けています。様々なD2C系事業やブランドのプランニングや立ち上げのサポート、コンサルティングも精力的にサポートしています。お問い合わせはインスタグラムDMよりお願いします。
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