婚約指輪で普段使いしやすいデザインやカラット等選び方を解説

婚約指輪は普段使いできないから、あまり活躍できない。と時々耳にしますが、婚約指輪は普段使いもできる指輪です。そのためには自分に相手に最適なデザインの婚約指輪をしっかりと選ぶことが大切なのです。

婚約指輪は普段使い前提でなくても良い

最初に前提にも触れておきますが、そもそも婚約指輪は普段使いをしなくてはいけないものではありません。婚約指輪（エンゲージメントリング）とは、価値の高いダイヤモンドをまとったダイヤモンドリング。婚約記念品（プロポーズプレゼント）として贈られ、生涯の宝物となるジュエリーです。

普段使い用のアクセサリーやファッションジュエリーとは違いますので、普段使いをしなくてはならないという前提もありませんし、普段使いし辛いことによるデメリットも基本的にありません。

分かりやすい例でいくと、時計です。
高価な時計は普段使いしませんよね。普段はカジュアルな時計を愛用するケースがほとんどだと思います。婚約指輪を含むジュエリーもまたアクセサリーという装身具の中のカテゴリー。ジュエリーの中には価値をまとい特別な印象をもたらす婚約指輪のようなジュエリーや、普段のファッションに合わせてライトに使えるファッションジュエリーも存在し、それぞれに役割があります。

普段使いしやすいかどうか＝優れた婚約指輪
ということではありませんので、普段使いのしやすさを前提にしすぎないようにしましょう。

普段使いしやすい婚約指輪はシンプルなデザイン

普段使いもしやすくなる婚約指輪を選びたいなら、シンプルなデザインがおすすめ。写真のようなソリテール（ダイヤモンドが1石だけセンターについたシンプルな造形のリング）リングがシンプルなデザインの婚約指輪としては王道ですね。シンプルなデザインだとちょうど良い普段のファッションのアクセントに活用しやすくなります。逆にブリブリの主張の高いデザインだと贅沢さは素晴らしいですが、普段のファッションに対して目立ちすぎてしまい、相性は悪くなるでしょう。

またこちらのようにダイヤモンドをたくさん付けて贅沢さもあるけれど繊細さや可愛さもあって普段使いしやすいデザインもありますし、

こちらのように爪のない丸みのあるデザインも普段使いしやすいデザインの方向性としては人気な傾向にあります。いずれにしてもシンプルで婚約指輪の腕の幅などが細身なデザインが普段使いしやすい婚約指輪のデザインです。

婚約指輪のカラットは0.3〜0.5カラットが普段使いしやすい

婚約指輪のデザインに大きく影響するのが、センターに留められる主役のダイヤモンドのカラット（重さ・大きさ）です。大きくなるほど価値が高まり（その他色味や透明度なども重要）壮麗に、そして小さくなるほど価値は低くなり主張性が下がります。

普段使いしやすい婚約指輪なら、カラットは0.3〜0.5カラットがおすすめで、できれば0.5カラットを強くおすすめします。逆に0.3カラット未満のダイヤモンドを婚約指輪の主役のダイヤモンドとして選んではいけません。主張性が顕著に下がるため、そもそも婚約指輪としてダイヤモンドの主張性として機能を果たせなくなってしまい、本末転倒です。

実際に0.3カラット〜0.5カラットは日本全国においても人気な婚約指輪のカラット（予算的な兼ね合いもあります）。主張性も婚約指輪の指輪本体とのバランス感も良いカラットです。バランス感については0.5カラットが最も良くなるためおすすめです。0.3カラットはあくまで下限カラットです。

逆に0.7カラット以上となるとダイヤモンドの主張性が非常に増していき、より壮麗な婚約指輪となります。ただ普段使いとしては主張が高い印象になるでしょう。

0.5カラットだとネックレスに今後リフォーム（リメイク）したりしても主張性に乏しいこともないですし、指輪としても主張性とデザインでのバランスがとても良いです。

カラーゴールドの婚約指輪は普段使いしやすい

日本における婚約指輪で選ばれている貴金属素材の主流はプラチナ。ですが、ゴールドも選べます。ホワイトゴールドはプラチナと同じカラーなので選ぶメリットがありませんが、K18（18金）のイエローゴールド、ピンクゴールドなどを選ぶことができます。日本人の肌に最も馴染むのはピンクゴールド、イエローも馴染みよく爽快な印象、このあたりは好みです。

こちらがK18イエローゴールドの婚約指輪。

こちらがK18ピンクゴールド（ローズゴールドとも呼ばれる）の婚約指輪です。
カラーゴールドの婚約指輪はプラチナなどのシルバーカラーよりも指馴染み良く（逆にシルバーカラーは最も目立つ効果があります）、ファッションジュエリー感を出すことができ、普段使いがしやすくなります。ただし必ずゴールドの場合は、K18（18金）の純度のものを選んでください。（素材の安定度の観点から）

まとめ