婚約指輪といえばプラチナが有名ですが、ゴールドも人気です。婚約指輪に最適なゴールド素材や18金などの純度について、そしてゴールド婚約指輪のデザイン特徴について解説します。
目次・CONTENTS
婚約指輪におけるゴールド素材とは?
婚約指輪にはゴールド素材を使用することができます。婚約指輪に限らず、ジュエリーには貴金属であるゴールドがどんな種類の商品にも採用することができます。
ただゴールドにも色々な種類や品質のものがあり、一概にゴールドならなんでも良いというわけではありません。婚約指輪で選べるゴールド素材の条件は下記です。
婚約指輪は必ず18金(K18)の純度で選ぶ
ゴールド(金)といっても、様々な純度のものがありますが、婚約指輪に関しては必ず18金(K18)の純度のゴールド素材で選んでください。これ以上もこれ以下もありません。
18金とは、金の純度が75%のゴールド素材のこと。ゴールドの純度は24文率で表記されるため、18/24つまり75%というわけです。
ゴールドは純金(24金)だと柔らかすぎて、婚約指輪を含め、身につけるものの素材には適していません。そこに硬い金属を割りがねすることで、強度を出します。
ただ他の金属の含有率が上がり、ゴールド(金)の純度が落ちると、変色しやすかったりと不安定になります。
例えば10金(K10・42%)などです。ファッションジュエリーなどのライトなジュエリーであれば良いのですが(そもそもそういう目的であればシルバー素材が優秀)、婚約指輪という高級ジュエリーの種類においては、18金でないと意味がありません。
婚約指輪のゴールド素材は、必ず18金(K18)で選びましょう。
ゴールドの婚約指輪の特徴やカラーについて
ゴールドの婚約指輪の特徴としては、主に下記のようなものがあります。
- プラチナよりもファッショナブルな印象
- ゴールドのカラーはプラチナなどのシルバーカラーよりも肌馴染みが良い
- アンティーク感の表現もしやすい
- 普段のファッションアクセサリーとの相性も良好
- 普段づかいしやすい
ゴールドはプラチナよりもファッショナブルな印象の婚約指輪を叶えることができます。
そもそもゴールドの色味はプラチナなどのシルバーカラーよりも肌馴染みの良いカラーであることや、普段づかいのファッションアクセサリーやファッションジュエリーなどはカラーゴールド系が主体なので、そういったアクセサリーと普段から組み合わせて使いやすい婚約指輪を叶えることができます。
普段からもどんどん婚約指輪を使いたい場合や、よりファッショナブルな印象のある婚約指輪を叶えたい場合などには、ゴールドを選ぶと良いでしょう。
裏を返せば、プラチナなどのシルバーカラーは目立つので、より婚約指輪などのジュエリーを主張させたかったり、引き立てたい場合には有用ということでもあります。
またゴールド素材で選べるカラーは下記の3カラーです。
- イエローゴールド
- ピンクゴールド(ローズゴールド)
- ホワイトゴールド
イエローゴールド
いわゆるゴールドカラー(黄金)です。イエローゴールドの婚約指輪は爽快な印象の色味を持つデザインで、肌馴染みもよく、ファッショナブルな印象を叶えることができます。また、味わいが深く経年劣化などが起こっても(表面の傷など)、アンティーク感のある印象で楽しめます。
ピンクゴールド(ローズゴールド)
ピンクゴールドはローズゴールドとも呼ばれる、ピンクの色味が印象的なゴールドカラーです。金に銅を配合することで、銅のピンクカラーが反映されて、ピンクの色味を楽しむことができます。
ピンクゴールドは日本人の肌に最も馴染む色味のゴールドカラーです。より肌馴染みの良い、温かみのある色の婚約指輪を叶えたい場合などに人気です。
ホワイトゴールド
ホワイトゴールドは、パラジウムなど白い色味を持つ金属を配合することで、白い輝きを表現しているゴールドカラーです。プラチナやシルバーと新品状態での色味は全く同じです。
なおよく誤解されがちですが、プラチナは別名白金と呼ばれます。白金という名前からホワイトゴールドと混同されがちですが、白金はあくまでプラチナ。
そしてプラチナの方がより安定した美しい白い貴金属のため、婚約指輪でホワイトゴールドを選ぶメリットは何一つありません。シルバーカラーがよければプラチナで婚約指輪を選んでください。
ゴールドの婚約指輪の値段は??
プラチナよりもゴールドにすると婚約指輪の価格や値段が下がるから、お得感があるのではないか。という意見を時々聞きますが、ゴールドでもプラチナでも婚約指輪としての値段や価格についてはあまり変わりません。
実際ゴールドよりもプラチナの方が希少性は高いのですが、現在ゴールドの方がプラチナよりも1グラムあたりの単価が大幅に上がっていることもあり、希少性と価格はイコールにならないので実際です。
このあたりは今後の相場変動によっても変わってくる概念にはなりますが、婚約指輪をゴールドで選ぶことで価格を下げることができる。ということにはなりずらいことを認識しておけば大丈夫です。
プラチナでも、ゴールドでも、婚約指輪の値段は基本的に一緒。と考えておいてください。
※ホワイトゴールドはNG(プラチナを選ぶべき)